2012/12/02追記
2012/11/28 追記
先ずは、CORSAIR様、Links International様、Zigsow様に、
「風を科学する」PREMIUM REVIEWに選んでいただいて
ありがとうございます。
「TOP GUN REVIEW」のi5-3570Kを殻割りする度胸が未だに無く
手持ちのファンを取り替えながら試してレビューをしていたところに、
このPREMIUM REVIEW、一も二も無く応募しました。
「風を科学する」?AirFlowの事?正圧、負圧の事?
昔から科学の授業は苦手です。私としてはCPUが少しでも冷えてくれれば。
それではLinks InternationalのHPでCORSAIR FANの公証数値を
CORSAIR AF140 Quiet Edition (CO-9050009-WW)
サイズ 140×140×25mm
ブレード数 11枚
ベアリング ハイドロリックベアリング
回転数 Speed 1150rpm
風量 Air Flow 67.8CFM
静圧 Air Pressure 0.84mm-H2O
ノイズ Noise 24dBA
入力電圧 Voltage 12V
定格電流 Current 0.15A
消費電力 1.8W
電源 3ピン
ケーブル 30cm
重量 約179g
保証 2年間
付属品
3×交換用カラーリング(各1色)
1×電圧変換コネクタ3ピン(抵抗入りケーブル)12Vから9V
4×取り付け用ネジ
日本国内正規代理店 Links international.Inc
特長
静音性と風量を重視
回転抵抗を低減のハイドロリックベアリング
ケースへの共振を防ぐ防振ラバーマウント
カスタマイズ性に優れた3色のカラーリング
第3者機関LongWin社の測定をもとに設計開発
独自開発されたカスタムハウジングは直進性の高いエアフロー
ファーストインプレッション
紙のパッケージ、取り出して手に持つとずっしりと重い、素材はプラスチック
の様です、四隅のネジ穴部に防振ラバーがフレームの内側から填められています、
取り外そうと思えば取り外せます。
フレームの吸気側、排気側は直線的、四隅のネジ穴部の排気側が30度~40度程
軽く曲線で広がっています。
ケーブルはメッシュ加工を施されていません。
軸部(モーター)は43~44mmと少し大き目。
ブレードは思っていたよりも幅が狭くと言っても普通。
ヘリの仕上げは綺麗で重厚な感じをかもし出している。
カラーリングの取り外しは手だけではチョット無理ですがカラーリングを中心部に
向かって少し押してやるとネジ穴部と隙間が出来、その間に固目のプラスチックを
入れると簡単に凸部が外れて、これを四回繰り返せば無理なく外れます。
(HPの写真の様にードライバーでやると傷が付きそうです)
至って簡単です。
電圧変換コネクはケーブルに抵抗が取り付けられていて熱圧縮チューブで加工。
参考資料
私が実際にテストした数値ではなく
下のサイトでテストした数値の物です。
http://www.youtube.com/watch?v=Av9w8EGoF-0&list=UUoS5...
私なりの風力、静音、直進等のテスト
Fan Control
GA-Z77MX-D3H EasyTune6
計算上の回転数
7V/12V*1150rpm=670rpm
最低回転数(minimum rpm)320rpm 最高回転数(maximum rpm)1,075rpm
回転数
670 電圧変換7Vでの計算上回転数(実際はもう少し低い様です)
800 軸音、風切音なし
900 軸音、風切音なし
1,000 軸音、風切音なし
1,070 軸音、風切音なし(12Vでの駆動)
1070フィルター 軸音、風切音なし、回転数が1,040rpmにダウン
(目の細いフィルターを吸気側に置いた状態)
物凄く静かなファンですが惜しいかな回転数が公証の数値より100rpm少なく
風量が50CFMもいっていないでしょう。モーターの電流も0.18Aと少ない為に
静圧の少ない、
しかし直進性も優れていてフィルターを吸気側に置いても回転数が1070rpm
から1040rpmの3%~4%しか落ちていない、少ない電流の軸部(モーター)
の割りに非常にがんばっています。
ハイドロリックベアリングで回転抵抗が少ないから、少ない電流でも回転数が
それ程落ちていない。
風量はどれ位になっているか正確には判りませんが500rpm弱程では???
静圧が少ないのは致し方有りません、CPUのPULLに使用するには十分です。
今まで、峰2のPULL Fanは非常に人気、評価が高いSST-AP141を7Vで900RPM
で使用してましたが、どうしても峰2のフィンから風切音が発生していたので
AF140と換装、さすがに1050rpm以上では微かに風切音が発生しますが1,000rpm
以下に落としてやれば、他のファンの音が聞こえるだけです。
SST-AP141には風の直進性では劣りますが公証数値でも実質数値でも1000rpm
駆動では上を行っているしラジエターからのノイズが無くなったので大変満足
しています。
今回はファンだけのレビューとしています。次回のAF120 PERFORMANCE EDITION
にて総合的にCPUの温度変化やエアーフローについてレビューいたします。
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2012/11/28
CORSAIR AF120 High Performance Editionの検証中に付属の
電圧変換ケーブルが7Vだと思い込んでいましたが実際には
9V変換ケーブルでした。
4ピンペラフェラル変換コネクタも一緒に欲しいところです。
抵抗入りケーブルは熱を持つし、3Vはただ熱になって消費してる
様であまり好きではないです。
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2012/12/02追記
「風を科学する」PREMIUM REVIEWに当選した方、皆さんネジでの取り付けに
苦労されている様で、私がした簡単なやり方
タコシーさん
2012/11/26
FANのレビューはどうするのかなと
思っていましたが、角度計とは
判りやすいです
Vossさん
2012/11/26
直進性能も見られるし、思わず「この手があったか」と膝を叩きました。
ただ、実際の商品のほうはちと残念な感じですねぇ・・・・
風圧の下がり方が顕著ですわ。
インディアンヘッドさん
2012/11/27
コメントありがとうございます。
お恥ずかしい 風力計などが有ればもっと詳しく出来る
のですが、画像と音響の方はやっとWEBカメラを購入したので
いろいろ試しながらこのレビューを製作しました。
>角度計とは 判りやすいです
他のサイトでやっていた方のまねをしてみました。
インディアンヘッドさん
2012/11/27
>風圧の下がり方が顕著ですわ
このフィルターをを密着させたテストはチョット過酷過ぎなのですよ
私の場合、峰2のPULLファンを探していたのでこのレビューに
飛びついたのですが、ケース内に4~5個ファンを駆動させると
1個が最低でも1.5Wとして、4個で6W以上にはなるので
定格電流をみたりしてファンを決めてます。
詳しくは次回のレビューで、お楽しみに。
取り合えず、峰2のフィンからの風切り音が無くなったのが
嬉しいです。