SilverStoneのキューブ型mini-ITXケースです。
222×190×350mmというサイズは小さくはないが、ミドルレンジのパーツを組み込みつつ小型化するという意味ではギリギリ小型に収まっているといえるんじゃないでしょうか。少なくとも、PRODIGYに比べれば間違いなくITXサイズです。間違いなく……。
SST-SG07Bには、フロントUSBポートが3.0にバージョンアップしたものや、サイドパネルがアクリルになっているものがあるようですが、このモデルはUSB2.0で、アクリルパネルもありません。たぶん一番最初のモデルでしょう。
このケースの付属ファンは天板に180mmファンがひとつ。SilverStoneお得意のAir Penetratorファンを使って、強力な正圧状態を作り出します。ただ、側板は両側とも穴付きなので、本当に正圧になっているのかは疑わしいですね。しかし、ファンにはHIGH&LOWの2段階切替スイッチも付属しますし、状況に応じてファンの回転数を絞れるのは悪くない機能だと思います。
搭載可能ストレージは、2.5インチ×2、3.5インチ×1なので、多いとはいえませんね。排他ででいいので、3.5インチ×2も選択できれば使い勝手は良くなりそうなものですが、搭載位置が電源の上にくる設計ですので、これが限界というのもわかります。少し残念ですが……。
さて、このケース一番の特徴は、600W 80PLUS Bronze認証の電源が搭載されていることじゃないかと思います。そのためか、値段は25,000円程になります。現在の市場価格でも15,000円前後です。
高いですね。
この値段設定が、このケースを微妙なものにしているような気がします。同じ25,000円を出すのなら、1万円ほどのケースに15,000円くらいのプラチナ電源を選んだほうがいいような気がするからです。搭載電源も、奥行140mmほどのATX電源です。それなりに、好きな電源が選択できるということを考えると、どうして電源搭載にしたのか分かりません。
最後に、デザインですが、デザインセンス微妙なSilverStone製品郡の中では悪くないと思います。SilverStoneのケースは、大抵の場合、何が何でもドライブスペースを確保しています。このケースもスリム型オンリーですが、5インチのドライブスペースが確保されています。これさえなければ、もっとスマートなデザインになって、シャドウベイも余裕ができるのではないか……。とか思いますが、仕方がないことなんでしょうね。
というわけで、SST-SG07BというPCケースを手に触って、見て感じたことの感想でした。私が買ったのはジャンクでしたので、上に書いたことの半分くらいは当てはまらないような気がします^^
まぁ、ほんと安かった^^
「ジャンク FANなし ヤニ臭あり」
とのこと。私は重度なスモーカーなので、ヤニ臭に関してはぜんぜん感じませんね。
電源ボタンとか、少しやつれている感じですが、ケースとしては申し分なし。無問題。
ファンなしですが、フィルターは付属。オッケーオッケー。
ファンなしなので、左上の2段階切替スイッチもなし。ついでにスロットカバーもなし。電源もなし。ちなみに、電源コネクタの左下にある小さなスイッチはリセットボタンみたいです。起動中にケースの後ろを持って移動させようとすると押してしまいそうで怖いですね。
とりあえず、光学ドライブのスロットカバーがないので、荷物持ち用の取っ手をはめてみる。
それっぽいプラパーツが付属しているのですが、0.5mmほど大きくて、この場所にはまらんのです。マニュアルも欠品しているので、ここだけどうすればいいのかわかりませんね。
ぁ、マニュアルはありませんが、箱はありましたw
おかげさまで、ジャンクなのにそのまま持って帰らずに済みましたよ。体積は2.5倍ほどに膨れ上がるので、それはそれで苦労しましたが^^
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購入金額
1,580円
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購入日
2012年11月03日
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購入場所
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