バッテリー交換ランプが・・・

メインPC及びサブPC、NASを接続していたUPS
「APC Smart-UPS 750」のバッテリーが4年の月日を経て遂に寿命がきてしまいました。

さすがに4年もすればヘタるよなぁ。。なんて思いつつ、
新しいUPSを物色してみたのですが、安いUPSはあるにはありますが、
だいたいにして"矩形波出力"のものが多く、
やはり"正弦波出力"のUPSはいまだ値段が張るようでした。

※　正弦波出力
　家庭用コンセントから出力される交流電圧、電流のことを正弦波。
　

※　矩形波出力
　常時商用給電方式のUPSで、バックアップ運転時に出力される電力の波形。
　最近のパソコン用の電源は力率改善機能がついているが、相性は最悪。
　最悪は電源が破損してしまうことも。
　(それで他のパーツが巻き添え食らうことも。。。)

"正弦波出力"のUPSで、オムロンやAPCなど、
実績と信頼性のあるメーカーの製品を購入しようとすると、
3万円以上の出費は避けられない感じ・・・。


そこで、色々調べてみるとバッテリー交換という方法をとれば、
本体を更新するよりも安く上がるということなので、
純正バッテリーを調べてみると、\15,000から\20,000程度。
バッテリー回収費用は無料なので安いには安いですが、
それでも別途送料は掛かりますし、
それで考えると新品の半値程度しか安くなりません。

で、更に色々調べてみると、互換バッテリーなるものがあるようで、
同じ形状なので交換すればそのまま使えるとのこと。
やはり出来れば安く上げてみたいので、どんな互換バッテリーがあるか調べてみたところ、

・　LONG WP7.2-12
・　FIAMM FGH20902
・　スーパーナット 12SN9
・　 KOBE HF7-12

ぱっと調べてみただけでもこれくらは出てきて、
LONGは台湾製で1セット5000円と格安かつ入手も容易なんだけど、
熱に弱いらしく耐用年数が1年程しかないという情報があったのでパス。

FIAMM、スーパーナットは、かなり実績のあるメーカーみたいでしたが、
1セットで1万円を超える感じ。それに、やっぱり熱に弱いという情報があります。

そこで、ヤフオクを調べてみると、天翔電源製作所というところから、
新神戸電機製のバッテリーが1セット送料込みで1万円以下で売っていました。
丁度値段もお手頃だし、日本製というのがちょっと嬉しいですよね。

さらには、天翔電源製作所曰く、
既製品に内蔵される純正輸入電池はベストの選択ではないらしく、
輸入電池は国産電池よりも安定性が低く、寿命も短くなりがちらしいです。

新神戸電機製のバッテリーは、テストした中で、
もっとも良好な結果を残した物らしく、
神戸電機製の新品国産電池を装着した場合、
純正輸入電池の倍以上も長持ちした事例があったようです。

まあ、全部丸呑みするわけにはいきませんが、
国産の信頼性と値段の安さのバランスを考えて本製品を購入することにしました。

日本の技術は世界一ィィィィイイイイイ！

って、前置きながっっ！ｗ
(あとは短いから大丈夫ｗ)

交換1

フロントパネルを取り外して、、、

交換2

寿命のきたバッテリーを引き抜いて、、、

交換3

端子類をKOBE HF7-12に付け替えて、

さきほどとは逆の手順でUPSにバッテリーを詰め込みます。

APC Smart-UPS 750はホットスワップでのバッテリー交換も出来るようですが、
別に24時間動かし続けなければいけない物があるわけでもないので、
普通に全ての電源を落として作業を行いました。

作業開始から完了まで、およそ5分程度。
ドライバー一つ使わず、拍子抜けする程カンタンに交換することが出来ました。

UPSも無事復帰し、バッテリー交換ランプも消えました。
バッテリーの評価はこれからになるので、販売会社の言うことが正しいかどうかは、
現時点では分りませんが、国産バッテリーなので、ある程度は信頼していいのかな？
なんて思ってます。

ジグソーの中にもUPSを持っていらっしゃる方はたくさんおられると思いますので、
もしバッテリーがへたってきたら、互換バッテリーへの交換・・・、
挑戦されてみては如何でしょうか＾＾