レビューメディア「ジグソー」

1枚目が初期不良だったが満足しています。

新しい検証用のマザーボードを探すこととなり、地元のパソコン工房でアウトレット品として販売されていたこの製品を購入しました。
HDMIとPCIがあるB75H2-M3(Ver1.0)はファスト取り扱い品がアーク等のショップで販売されていますが、この製品は日本国内では組み込み用しか流通していないようです。

バルク品のアウトレットのためパッケージは無く、プチプチの袋に入っているだけです。
内容物は
マザーボード本体
IOパネル
ドライバ・アプリケーションメディア
とバルク品のアウトレットらしい付属品です。

動作検証を開始しましたが、最初からトラブルが発生しました。
電源スイッチでONにするとCPUFANが回るのだが、BIOS画面が出ません。
LANのLEDも光らずUSBにも通電していない様子です。
一度CPUFANが回ると電源スイッチを長押ししてもOFFにできず、電源ユニットのスイッチをOFFにする必要がありました。
メモリと電源を変更しても変化は無く、故障と判断し購入店へ持ち込んで調べてもらうことに。
ショップではメモリの変更から試していましたが変化は無く、マザーボードの故障と診断されました。

アウトレット品なので通常は返金対応ですが、同じマザーが2枚残っていることを知っているので交換してもらうことにしました。
一応動作確認を頼むのですが、一緒にCPU(クーラーも)とメモリを持っていく必要があります。
2枚目は正常にBIOS画面が表示されたので一安心。
ついでにCeleron G550を購入して家に帰ることにしました。
今年だけでも
i7-3770K
i7-3770S
i7-3770T
i3-3220
i3-3220T
Cereron G460
Celeron G530
を購入しているが、それでもCPUが足りませぬ・・・

テスト構成は
CPU:i7-3770K
メモリ:TED316G1333C9DC
マザー:本製品
SSD:SSDSC2MH120A2K5
BD:CA10N or IHES112-04
電源:KRPW-SS500W/85+
となっています。

マザーボード本体はB75チップセットを採用し、コンデンサはCPU周りは固体で固められているものの郊外は電解コンデンサが多くなります。
SATAコネクタは
SATA6.0G*1
SATA3.0G*4
となっているのですが、コネクタのLの短い側が上向きになっているのが特徴ですね。
拡張スロットは
PCI Express*16
PCI Express*1
PCI Express*1
PCI Express*1
とPCIをネイティブでサポートしているB75チップセットであるメリットを完全に無視した構成となっています。

ディスプレイ出力はDVI+D-SubでHDMIはありません。
オーディオはRealtekのALC662であり、ライン入力/ライン出力/マイクと必要最低限です。
PS2*1(マウスorキーボード)
USBはUSB3.0*2が外部+ピンヘッダー/USB2.0*4+ピンヘッダー*2
ピンヘッダーですがECSのHPではCOMのピンヘッダーがある旨の記載がありますが、実際は有りません。
LANはRealtek製の8111Eが使用されており、一応ギガビットに対応しています。

BIOS(UEFI)は更新後のH61H2-M5と同じタイプで背景のカラーが異なっている感じ。
マウス操作が可能ですが、レスポンスの悪さもそのままなので残念ですね・・・
日本語へ変更することができますが、この辺は好みですね。
設定項目はシンプルでOC設定は無いようだ。

OSのインストールは問題なく終わり、ドライバはECSのHPからDLしたバージョンを使用しています。

ドライバ・アプリケーションメディアに同梱されていたソフトウェアは
Adobe Reader
PowerDVD11(実際は12で30日間の体験版をDLします。)
PowerDirector(9の体験版をDL)
Power2Go7
eBLU
eDLU
eSF
EZ Charger
MUZEE worldwide internet entertainment
Norton 2012(体験版)
となります。

eBLUはUEFIの更新を簡単に実行できるソフトですが、このマザーでは役に立ちません。
eBLUの新しいバージョンをDLしてインストールすることはできたのですが、更新可能なUEFIを確認することができませんでした。
UEFIの更新では最初にBIOSファイルをHPからDLし解凍します。
PCをシャットダウンし、マザー上のME Unlock Headerにジャンパを取り付けてから起動させます。
解凍したファイルの中にEvo2があるので、これを起動させて更新を開始します。
更新が終了すると自動的にシャットダウンされるのでしばし待ちます。
再び起動させるとUEFIの設定が元に戻っているので時間等の設定を済ませる必要がありますが、これで更新は完了です。

eDLUはECSのDLページへジャンプするだけでドライバのDLやインストールは手動となります。

eSFはCPU温度に合わせてクーラーFANの回転数を指定することができるソフトです、標準の4パターン+任意のカスタム設定が有ります。

EZ ChargerはUSBからの電力供給を強化し、よりすばやくUSB充電を行う機能です。
残念ながら対応した機器がないので未使用です。
  • 購入金額

    4,980円

  • 購入日

    2012年10月12日

  • 購入場所

7人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • カーリーさん

    2012/11/09

    2枚ほどECSマザー持ってますがeBLU役立ったことありませんね・・・
  • 退会したユーザーさん

    2012/11/09

    こんばんは、カーリーさん

    ECSってBIOSのアップデート自体が少ない印象がありますね。
    それだと使用頻度の少なさで役に立たない感じがします。

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