ロッキード・マーティン設計のアメリカ海軍の新艦種　沿海域戦闘艦(LCS)です。

正規軍同士の衝突ではない、小紛争、テロリストなど脅威への対応を主任務として、2008年に就役したネームドシップです。

用途に合わせて57mm単装速射砲、TRS-3D3次元レーダーを、Mk41 VLS/SPY-1Kに換装が可能だったりするなど、これから用途が定まっていくことを前提とした実験的な艦種でしょう。

初期型のフライト0としてはもう一隻 フォート・ワース (LCS-3)が建造中です。

今世紀になってから設計された艦だけあって、上部構造物がステルス性やらヘリ搭載のためか一体となっています。

マスタの下部に TRS-3Dを装備、階段状の上部構造にうまくレドームを配置してます。

SPY-1Kは最上段に設置されるのでしょうかね。

後部にヘリ格納庫のゲートが見えますが、ここに MH-60R 統合多用途艦載ヘリを２機格納できます。