とりあえず安かったので購入。

　名前がなんかあれですが、黒に黄色というパッケージのセンスは悪くないように思えます。CPUクーラーとはなんの関係もありませんがね。製品としての魅力が高そうに見えるので、多分重要なポイントですよ。

　パッケージは意外と小さい印象。

　隙間なくつめ込まれている感じですね。

　なんとも珍妙な形をしています。これが見せかけだけのものでなければいいのですが……。

　ちなみに後ろの箱には、HIGH&Lowを切り替えるスイッチをPCIスロットカバーに取り付けたものが入っています。写真撮り忘れてましたが……。

　能動的にファンの回転数を切り替えられるというのは面白いですね。ただ、スロットの一番上にはVGAを挿すことも多いので、VGAを使用している場合は、ただ邪魔なだけな存在になるような気もします。VGAを迂回できるほどケーブルも長くないので、微妙な機能ですねコレ。

　ヒートパイプは8mm2本と6mm2本という変則的な組み合わせ。これが性能にどう影響するのかは分かりませんが、だからといって放熱性が低くなるとは思えないところです。

　組み込んだところ、結構メモリとのクリアランスはとれている印象。ちょっと背の高いヒートシンクを採用したメモリも使えそうです。

　唯一気になったのが、バックプレート裏からネジ止めするという仕組み。M/Bベースにメンテナンスホールがない場合、CPUの交換時にはM/Bまで取り外さなければいけません。写真のまな板も、メンテナンスホールの位置がずれているので、M/Bは取り外す必要があります。めんどくさいですね。

　性能は、今のところよくわかりません。低TDPのCPUでテストしているので、このCPUクーラーが効いているのか、CPUの性能なのか……。とりあえず、CPUフルロード時でもCPU温度が20度以下という、凄い結果が出ています……。