このQuadro NVS 295はGeForceでいえば9300GS辺りに相当する、ローエンド向けの製品となります。特徴はロープロファイルにも対応する小型基板でありながら、DisplayPortを2系統備え、WQXGAモニタ2台への同時出力が可能となっているという点です。
もっとも、WQXGA出力が可能となるのは、あくまでDisplayPortによる出力時のみであり、添付のDisplayPort-DVI-D変換ケーブルを利用してDVIでモニタと接続した場合には、WUXGAの2系統出力が上限となります。
私自身はDisplayPortに対応するモニタを1台も持っておらず、このカードの特長を活かすことは全く出来ません。そもそもこのボードの描画性能は特に見るべきもののないレベルでしかありませんので、マルチモニタ環境が必要なければそもそも使う価値もないとは思いますが。
それでも敢えて買ってきた理由は、DisplayPort-DVI-D変換ケーブルが2本同梱されていながら、実売価格が1,050円という安さだったためであり、ボード本体の性能を特に気にしていなかったためです。
サーバー用やオーディオ用など、描画性能が必要とされない用途であれば、ファンレスかつ省電力というメリットはありますので、敢えて使うとすればこの辺りでしょうか。
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購入金額
1,050円
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購入日
2012年09月23日
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購入場所
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