関西圏以外ではあまり馴染みの無い野菜だと思います。

百貨店のギフトなんかで高級品なヌカ漬けとして販売されているのを目にするとがあるかもしれません。

茄子と言えば、灰汁が強いので一般的に加熱して食用にしますが、この水茄子はこのまま生で食べられる珍しい種類です。

皮も薄く柔らかいので剥いたりしません。ぷりっとした食感が良いです。

水茄子とは...

水茄子は大阪の泉州辺りで盛んに栽培されているらしく、新鮮な生で入手出来るのは大阪府とその近隣に限られているようです。

水茄子は他の茄子とは違い、皮が薄く柔らかで内部は非常に瑞々しく(手で握ってしぼると果汁が滴る)、灰汁が少ないので茄子には珍しく生食が可能なのが特徴。

ヘタ部分のトゲが殆どないので、手をケガしたりする事が無い。

色や形が綺麗な物は、贈答用の高級ヌカ漬けとして利用される。

味は瓜の香りに似た爽やかな香りでやや甘みがあり、果肉は瑞々しい。

食べ方。

絶対生！

火を加えたり、漬け物にするなんて勿体無い！ 

ヘタを取って包丁で刃を入れ、適当な大きさに手で千切る。

生姜醤油でも良いし、もう少し小さく切って胡麻油と醤油でまぶしても美味しい。

皮のプリッとした食感とその後に来るジューシーな果肉。ふわっと来る爽やかな香り。

たまらんよ。

まぁ、とにかく生！

ちなみに、夏季限定。

もし、店頭で見かけたら、お試しあれ。

※近鉄百貨店でだいたい5個から7個くらい入ってこれくらいのお値段。