皆さんのレビューを拝見し、私自身も気になったため、インストールしてみました。
どんなアプリかと言えば、カメラで撮影したイメージをモノクロ2値画像に変換し、さらに効果や擬音吹き出しを入れることができるため、写真が漫画の一コマのような作品に仕上がるというものです。
「何かの漫画風の効果」ということですが、私はその漫画(何の漫画だったか忘れてしまいました)を愛読していなかったと思います。
何の漫画かを知らなくても十分に楽しめるアプリです。
今までの私がそうであったように、ただ写真を撮影し、メールやwebに掲載したりして、ありのままを見せるのもよいでしょう。
それとは別に、本アプリを使えば、そのモノ自体の詳細は薄れてしまいますが、そのモノから撮影者が感じた印象を付加した形で表現することができます。
写真を見ている傍でその時の雰囲気を説明できるなら写真で良いのですが、遠隔の人にそれを伝えたい場合は本アプリを使うのも良いかもしれません。
その点で、この「漫画カメラ」、レビューやブログの挿絵素材を作るのにも適していると思います。
レビューとなれば、モノの本質を伝えなければならない部分があるため写真を使う必要がありますが、エピソードや感想等に含まれる筆者の気持ちを表す一コマを挿入するだけだけで、レビューにアクセントを加えることができます。
私はこれまで、写真を掲載する際、撮影するアングルを変えたり接写したりと工夫してきたつもりですが、面白みに欠く感じが否めませんでした。今後、本アプリの画像を上手く取り入れていきたいと感じます。
これは、実際にiPhone4Sのレビューで使用した一コマです。
PCの上に積み重ねられたiPhone4とiPhone4Sの箱を「漫画カメラ」で撮影し、「うああぁぁ」のフレームを合成しました。ここまでは本アプリだけでできます。
その画像を、PCに取り込み、クリッピングし、吹き出しを追加しただけですが、(自分でいうのもなんですが)雑誌の一コマに登場しそうな出来栄えだと思います。
私のような「ほぼ素人」でさえ、この程度の作品は作れるので、柔軟な頭の持ち主なら応用範囲は広いでしょう。
実に面白いアプリですので不満はないのですが、要望はあります。
一つ目は縦撮りが前提になっている点です。
私は写真を撮影する場合、ほとんど横撮りします。iPhoneであってもコンデジであっても同様です。
本アプリに含まれるフレームは縦撮り用のフレームのみで4:3画像にするには自分でトリミングする必要がありますが、うまく枠に収まるフレームが少ないという点です。
横撮りだと吹き出し等が入れにくいのかもしれませんが、横撮り用フレームを増やして欲しいところです。
もう一つは、その場で撮影する必要があるという点です。
私の写真素材は、無作為にバシャバシャ撮って、後から使える写真をピックアップしたものです。
ピックアップした画像を本アプリで加工したいと思う時もありますので、カメラロール内の画像の加工に対応して欲しいところです。
本アプリに興味を持たれた方は、私以外の記事をご覧頂くと良いと思います。
何気ないシーン・モノから、全く違った印象を受ける作品を作りことができることが分かると思います。
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購入金額
0円
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購入日
2012年09月27日
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購入場所
AppStore
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