レビューメディア「ジグソー」

今回の伏線もうますぎるなぁ

6巻はまるっと GPモリーニの話。

話は1964年 第一回日本グランプリ 250cc決勝から始まる。
モリーニワークスが350ccへの出場をキャンセルしたことから、イトーさんと今回のメイン、イトーさんの友人、モリーニ好きの矢口さんが、エクゾーストノートの聞き納めになるかも?っておもって熱心に観戦しているところ。

そのモト・モリーニ は 1937年に アルフォンソ・モリーニによって創業された会社で、当初はオート三輪、第二次大戦後は、2スト単気筒、その後4ストのバイクでGPで名をはせ、1963年にはホンダと死闘を繰り広げるのですが、ちょうどそのころの話です。

で現代に戻って、レナさんのところにイトーさんが厄介なお願いを持ち込んでくる。
矢口さんが癌で手術を控えていて、どうやって手に入れたのか床の間に飾っていたGPモリーニの排気音をもう一度聞かせたいという。

しかし、手術までひと月もない。
そんななかでレナさん引き受ける! カナコと珍しくミヤギにまで安請け合いを責められ、逆切れ。

でモノが到着して、ばらしてみると…4ストエンジンでオーバレブしたらどうなるか
エンジンがバルブが飛んで、ピストンとシリンダーの隙間に挟まって、コンロッドがピストンをぶち破るというエンジンが終わってたという有様。

で凹むレナさんのところに青田登場!
モリーニがあればいいってことね!っていうわけで調達に動く。
それをみてミヤギ自分の無力さに凹むwww

青田の方もバカンスシーズンのラテン人相手に難航してるものの、あてを付け始める。

レナのほうも、カナヤギさんがヒントを出す。
「63年の日本GPに、モリーニは何台もちこんだ?」
答えは、250cc, 350ccの2台。
250ccが見つかったということは、350ccもあるというわけ。

カヤナギさんは持ち主に心当たりがあり、さらに青田の方も同じ人物に行きあたる。

それとは別にレナさん レストアを続行できる要素を見つける。
1 カヤナギさんのモリーニを解体したときのノート
2 イトーさんのバイク仲間の金属加工のプロ
3 もうひとつは、図面を引ける名古屋の元2輪メーカーの職人達
4 名古屋に資料を運んで、図面を持ち帰る ミヤギ
残り70時間というとんでもない時間の中で、レストアは成功するのか?

はたまた、カヤナギさんはモリーニをゲットできるのか?
そして青田は?
そして、矢口さんの癌はどうなる?

なかなか楽しげな状況ですねぇ。
  • 購入金額

    560円

  • 購入日

    2006年01月頃

  • 購入場所

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