某ネットショッピングの省電力能力☆4つ(満点は5)のエアコンです。
こいつに本当にそれだけの効果があるのかどうかを測定してみました。
測定に当たっては、消費電力を測定するための定番アイテム「ワットチェッカー」を使用しています。
さて、このエアコンは、最低45Wで冷房運転を行うことが可能とされています。
昔ながらの扇風機では弱運転が35W前後、中で45W前後、強で60W前後ですから、ものすごい省電力性といえます。
「デュアルコンプレッサー」というシステムで運転しているそうで、これにより冷房時節電を行っているそうです。
仕組みとしては、空気を冷やすためのコンプレッサーが2つあると思ったらいいようです。
冷房能力が必要なスタート時やパワフル運転時には2つのコンプレッサーで、ある程度部屋が冷えた後には1つのコンプレッサーだけを動かすそうです。
ちなみに、このエアコンは、ウインドウに自身の消費電力を表示する能力があります。
また、1時間あたりの電気代と、一日の積算電気代を表示させることもできます。
面白い能力ですね。
それだけメーカーが省エネに自信を持っているということでしょう。
それではさっそく測定してみます。
運転開始直後の消費電力。
画像右上のエアコン本体には0.3kW(300W)の表示。
ワットチェッカーでのリアルタイムの消費電力は255W。
ちなみに、本体画面の表示は2桁までしか表示できませんので、100Wの場合は01kWと表示されます。
非常に良心的な表示ですね。
消費電力の表示はリアルタイムのものではなく、30秒ごとに変化しますので、30秒おきの測定時の消費電力を表示してるようです。
しばらく運転を続け、室温が下がってくると、徐々に冷房能力も自動的に下がっていき、消費電力を抑え始めます。
画像右上のエアコン本体には0.2kW(200W)の表示。
ワットチェッカーでのリアルタイムの消費電力は199W。
ある程度、室温が落ち着いてくると、エアコンもゆっくりと運転し始めます。
画像右上のエアコン本体には55Wの表示。
ワットチェッカーでのリアルタイムの消費電力は58W。
かなり省電力ですね。
室温が設定温度に達すると、ほとんど電力を消費しなくなります。
送風のみをおこない、コンプレッサー内部に残っている冷風を使って室内を冷やします。
画像右上のエアコン本体には10Wの表示。
ワットチェッカーでのリアルタイムの消費電力は6W。
また室温があがれば冷房能力を自動で上げて、室温を下げてくれます。
室内の断熱効果が高ければ、ほとんど電力を消費しないでしょうね。
このように、リモコンでも運転時間と電気料金を表示させることができます。
電気代の計算は、一般的といわれている1kWh=22円で計算されているようです。
この単位は設定で変更できるので、オール電化で電気代が値引きされている家庭であれば、オール電化設定というのがありますので、実際の電気代に近い結果を出すことができます。
消費電力を測定してみましたが、ほぼ本体の表示が指し示すとおりの値でした。
80W近辺で運転してたり、45Wとかの表示があったり、一番低くて10Wとか・・・、正直言って「ありえない」と思っていましたが、本当にその電力で運転していたのはびっくりでした。
消費電力や電気料金を本体表示に取り入れたところを見ても、メーカーとしてもかなり自信があるんでしょうね。
それにしても、最近のエアコンは本当にエコですね。
ちなみに、待機電力は0W(1W以下)でした。
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購入金額
100,000円
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購入日
2012年頃
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購入場所
Manyaさん
2012/09/05
省エネ素晴らしい!
驚きの数値ですねー(^ ^)
nnsuteさん
2012/09/05
ちょっと気になったんで測定してみました。
それにしてもすごいですよね。
昨今の温暖化で欧州でも夏場にクーラーが必要になってきたそうで、日本製のクーラーが大人気だそうです。
そりゃそうだろう、って思いました。
すごい技術が詰まってると思います。
ところでManyaさんて、奥さんと一緒にやってたんですね。
今頃気づきました;;