以前、中古ショップのジャンクコーナーに埋もれていた物を発見し捕獲しておきました。
<動作テスト環境>
・CPU:AthlonXP 3000+(Barton) @3200+
・マザー:Asus A7N8X Deluxe
・メモリ:ADTEC DDR400 1GBx2
・GPU:XNA-52000-TD16-FM8336
・電源:鎌力 Rev.B 380W
・OS:WindowsXP Pro SP3
●FX5200 AGPx8 128MB TV-OUT DVI(XNA-52000-TD16-FM8336)
NV34コアを採用したローエンドモデルです。シェーダー数などは強化されていますがメモリバス制限のせいか第四世代のGeForce 4 Ti 4200より性能面は劣っています。
こちらの製品は型番で調べてみたのですがメーカーを特定することはできませんでした。
ローエンドということで冷却装置はヒートシンクのみのファンレスタイプ。
ボードデザインは他社製品でも見かけるのでリファレンスを採用しているようです。
GPU-ZでBIOSの情報を確認してみるとメーカー名は不明(>_<)
他の製品のメモリクロックは400MHzなのに対してこちらの製品は380MHzと一段低くなっているようです。
●ベンチマーク & 消費電力
ファイナルファンタジーXIベンチマーク3でのスコア計測とワットチェッカーを使用して消費電力を計測してみました。データはInno3D I-A6200-G3E3紹介時のままですm(_ _)m
<FF11ベンチ3HI スコア>
・GeForce 6200 ファンレス 256MB:2736
・GeForce FX 5200 ファンレス 128MB:2438
<消費電力:GF 6200 / FX5200>
・アイドル時:112w / 115w
・FF11ベンチ3HI:147w / 141w
3D性能に関しては第六世代の6200と比べると1割程度低くなりますが性能の差は意外と少ないというのが正直な感想です。
アイドル時の消費電力が高めなのは元から消費電力の高いBartonコアの3000+を3200+相当にOCしたAthlonXPの影響です。
●感想
第六世代と比べると PureVideo などの追加機能も少ないので微妙なところですが、ジャンク品限定なら数百円でよく見かけるのでAGPマザーの検証や軽作業用古い事務用PCなどに使えると思います。
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購入金額
210円
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購入日
2011年頃
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購入場所
リンさん
2012/08/15
私はPCI版を愛用していますがAero使えたものではなく><
価格を見てビックリしましたー。
Sheltieさん
2012/08/15
PCI版良いですね。AGP版と比べるとデータ転送レートが低くなるので3D性能も50%近く落ち込んだような記憶がありますが汎用性高いので1枚は捕獲しておきたいかも!(>_<)
価格はジャンク品ですから格安ですw
ネイエフさん
2012/08/15
当時は無知でしたし、ゲームもラグナロクオンライン程度でしたから
全く問題はなかったわけですが…
Sheltieさん
2012/08/15
この頃はGPU以外の部品も高めでしたし、コストを考えるとローエンドモデルも選択せざるを獲なかったというのもありますよね。
4200 tiと同等のスペックなのでコア自体の性能は悪くないのですがメモリバスが64bit幅なので足を引っ張っているのは残念ですがローエンドとしては検討していると思います。
ネイエフさん
2012/08/16
この価格帯となると今はもうRadeon HD 7750とか購入できる時代ですし
恐ろしいものです
Sheltieさん
2012/08/16
ですね。今ならミドルレンジ~アッパーミドルに手が届くわけですから高性能&低価格化がかなり進みましたね。良い時代になったなと痛感しますw