中古ショップのジャンクコーナーに埋もれていたのを発見。”V-RAM 256MB搭載モデル”ということで旧製品の検証作業に良さそうなので試しに購入してみました。
<動作テスト環境>
・CPU:AthlonXP 3000+(Barton) @3200+
・マザー:Asus A7N8X Deluxe
・メモリ:ADTEC DDR400 1GBx2
・GPU:Inno3D I-A6200-G3E3
・電源:鎌力 Rev.B 380W
・OS:WindowsXP Pro SP3
●Inno3D Tornado GeForce 6200 256MB 64bit DDR AGP (I-A6200-G3E3)
DirectX 9.0Cに対応したNV44コア(110nmプロセス)のGeForce 6200を搭載したAGPx8対応ビデオカードです。
メモリバスはローエンドのため64bitとなっていますが、こちらの製品はV-RAMは256MBと当時としては大容量となっています。変わりにメモリクロックは400MHz(DDR)と500MHzより低めのクロックに抑えられているようです。
●ベンチマーク & 消費電力
ファイナルファンタジーXIベンチマーク3でのスコア計測とワットチェッカーを使用して消費電力を計測してみました。
<FF11ベンチ3HI スコア>
・GeForce 6200 ファンレス 256MB:2736
・GeForce FX 5200 ファンレス 128MB:2438
<消費電力:GF 6200 / FX5200>
・アイドル時:112w / 115w
・FF11ベンチ3HI:147w / 141w
一世代前のローエンドGPUのGeForce FX 5200 ファンレス 128MBと比較してみたところ、ベンチマークスコアは1割程度上昇していますがそれでも3000には届いていないので3D性能は厳しい印象です。
消費電力についてはアイドル時は3Wほど少なく負荷時は6Wほど多いという結果となりました。性能の上乗せ分を考えてもワットパフォーマンスは向上しているようです。
(比較に使用したFX 5200も後日紹介する予定です。)
●感想
写真撮影前に清掃したので綺麗ですが発掘したときは埃まみれで大変な事になってました。とりあえず3時間ほど動作させてみたところ正常に動いています。
2005年あたりの製品のため現役で使用するには厳しいものがありますが、ファンレスで扱いやすいので古いAGPマザーボードの検証などに活用できると思います。
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購入金額
525円
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購入日
2012年08月頃
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購入場所
eclipseさん
2012/08/13
うちにはPCIEが無い旧式のマシンがゴロゴロしているので
こういうのが一つでもあると便利そうですね。
# AGPのVGAは今でも稀に新品で出ているようですが
# 敢えて買うのはなんか気が引ける自分がいます・・・
ネイエフさん
2012/08/13
たしかTCでしたっけ・・・
メモリからグラボ用のメモリをとってくるものも6200にはありましたね…
あれはさらに悲惨なことになるようですが(笑
Sheltieさん
2012/08/13
自分も現役とまでは行きまえんが検証用に組んだAGP仕様のPCが3台あるので、AGPカードを見つけるとつい掴んでしまいます。
AGPのカードはたまにリリースされてますが割高感ありますよね。中古品やジャンクコーナーを探して少し前のモデルをゲットするほうがお得と思います。
Sheltieさん
2012/08/13
多分NV44Aと思うのでTC対応しているはずですが、明日出かける予定なので詳細な検証ができませんでした(>_<)
TCなどもステータスで確認できたら後日追記で紹介したいと思います。