コレクターがか~な~り沼に沈んできた分野、ミニカー。
世間的に見れば「とうとう、腰くらいまではいきましたね。(^^)」ということになることを自覚しつつあるwミニカーコレクションからご紹介。
前回ご紹介したみっくみく
ほど異色ではないものの、「ミニカー」として捕らえると異色なのを数点。
これはカテゴリーとしては「本」。実際これが売られていたときには書店で販売されていた。いわゆる「週刊分冊百科」と呼ばれるカテゴリーで、何十冊かコンプするとその分野の百科事典ができる、という仕組み。単なる分冊だったモノにオマケがつき、そのうちオマケの方が主になっていった。
そのオマケもDVD化されていない古典TV番組のDVDを1話から最終話までつけるという番組網羅タイプ、城や機関車のパーツを分割で供給し、最終的に巨大な城や機関車の模型ができるというパーツ分割タイプなどがあるが、一つのカテゴリーの小型模型を各号に付属させる、というタイプもあった。これは番組網羅タイプやパーツ分割タイプに比べるとコンプ欲求が低く、自分の気に入った対象の場合のみ購入するということをしてもあまり気にならない。
ある意味購買者の立場に立った設定とも言えるが、コンプを強いるタイプ(特にパーツ分割系)に比べると発行元の立場に立てば「オイシク」ない。号によって人気のモデルは売り切れ、そうでないものは大量に余る可能性がある。この手の分冊百科は最初の数回の発行部数から、だいたいその後の無駄のない印刷・制作部数が把握できるのが発行元にとっての利点だが、各号に一つのミニカーなり戦闘機のミニチュアなりをつけるこのタイプはリスクが大きかった。
....はたして(それが元かどうか判らないが)発行元(正確に言うと日本法人)は倒産した。デル・プラド(Del Prado)社はスペインに本社がある(あった?)分冊百科の会社。自分が覚えているだけでも、飛行機のシリーズが複数、車関係も複数、あとドールハウスなんかもあったと思う。ドールハウスのようにパーツ分割系のものもあるが、多くは1分冊1模型のタイプだったような記憶がある。自分はこれからご紹介する数種を保有しているが、いずれもコンプしていない(し、する気もなかった)ので、発行元の思惑外れ対象者?
で、ものは以前ご紹介した事もある「空飛ぶレンガの再来」、BTCC史上空前絶後なエステートボディでの参加、VOLVO 850 エステート。後にTWR-VOLVOのエースドライバーに成長するRickard Rydellの機体
同じ1/43のミニカーにこちらは解説本がつく(イヤ、販売形態からすると厳密には本が主でミニカーが従なんだけど...)。一時プレミアついて10,000円を超えてた前述のPMA(MINICHAMPS)と比べて、(販売時点でも)半額以下でしかも本までついている(イヤ逆か(^^ゞ)本品、さすがに比べると粗い。カラーリングの発色は悪く重ね塗りは下地が出過ぎてるし、ゼッケン位置が下過ぎる、ドライバー保護のネットの色も違う。なにより室内がブラックだが、正解は白。(ホイールも異なるが、こちらはどちらのタイプも使われたよう)
ただ価格を考えると上出来。付属する(あイヤそっちが主か)本も薄いモノとはいえ多少は資料的価値はあるし、型押しされたトレーディングカード2枚もつくし。販売当初は入手しなかったが、倒産処分品が大量にオークションに出されたときに捕獲。BTCCへのVOLVOチャレンジはほとんど日本語の資料がないので....
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購入金額
2,501円
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購入日
2006年01月06日
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購入場所
Yahooオークション
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