レビューメディア「ジグソー」

新兵器を友達で試すのはやめましょう。

初のBDマラソンついに完走。キルミーベイベー最終巻。


実は発売日とちょっとずれて入手する事になり、他のモノ登録にかまけていたら1ヶ月以上登録が遅れたオチだ。
没キャラはいない
没キャラはいない

ジャケットは最終巻でついに忍者も登場。しかし11/12/13の3話収録されているのに12話に至っては全く出番がない忍者。出番まで忍んでいる。

その12話はソーニャの殺し屋稼業をやめさせるという一応本来の設定を思い出したやすなが行動しだす。とはいえ、いつもどおりのエピソードを挟みながら13話へ。
うさちゃんを優しく抱きしめるの図
うさちゃんを優しく抱きしめるの図


やっぱり13話でもいつもどおりのドタバタをしながら、最後は「仕事」に向かうソーニャを涙ながらに止めるイイハナシダナー展開となり、アニメとしてちゃんと最終回っぽくなっている。

まあ13話は13話で、ヘリウムガスネタがあるのだが、本当に声優さんがヘリウムガスを吸って収録したらしい。さりげなく没キャラやナレーション担当の声優さんまでヘリウム声になっていて恐ろしいカオスだ。13話のナレーションはせっかく最終話らしくシリアスっぽい口調なのにね!


…が、とにもかくにも11話のカオスというかぶっ飛びっぷりのインパクトがありすぎる。
実は11話を録画失敗したのがBDを買うかどうか悩んでいた時の最終決定要因の1つだったり。まあ、前半をレコーダーに録画したのに親が間違えてそれを削除してしまったのが最大の購入要因なのだが。

とにかくもう11話、いきなりオープニング前から竹キル物語とかいって昔話がはじまる。ナレーション声も日本むかしばなし風というかそのままじゃねえかってくらい。

それが夢オチで終わったと思ったら唐突な餅つき大会。しかもその中で餅の事を「毒も無いのに食べさせただけで敵を倒せる道具」呼ばわりするブラック。
その後も所々にカオスな夢エピソード(ゾンビとか桃太郎とか魔法少女とか」が入るわけだが…これまた一応原作準拠。それぞれ原作単行本のカラーページ、巻末のあとがき、カバーの裏(オイ)に収録されていたオマケ部分のアニメ化だ。

ミルキーベイベー(原作)やっぱり殴られる。
ミルキーベイベー(原作)やっぱり殴られる。

ちなみに原作では没キャラの出番がそれらオマケしかないので、没キャラの出番が一番多いのもこの11話だ。夢オチパラレルだけにやすなの扱いも過去最大級。リングでタコ殴りにされるわ、毒ダンゴで毒殺されるわ、ゾンビに食われてゾンビ化するわ。


封入特典もそんなカオスエピソードに倣った…

ミルキーベイベー(魔法少女)バージョンやすな。但し差分パーツだ。
ノーマルやすな必須
ノーマルやすな必須

一見一通りのパーツが揃っているようで、頭等一部のパーツを2巻特典やすなのパーツを流用して作るようになっているので、同時に飾る事はできない。
いつものカッターセット
いつものカッターセット

例によってせっせとカッターで作るのだが…
肩紐
肩紐

この肩紐が細くて曲がりやすい上に接合部分の穴が小さくつぶれてしまう。体を組み立てた後にいれるとあるが、前か後ろのどちらかは体を組み立てる前にはめておいたほうがよさそうだ。
というか私はピンセットで押し込んでやっと固定できた。さすが最終巻、最高難易度だ。というか体だけなのに他の3体よりよっぽど時間かかったぞ。
お面
お面

表情の差し替えは、ノーマルやすなの顔の上にお面をかぶせるような感じ。同じようにノーマルやすな後頭部に髪の毛の追加パーツを装着する。これを組み合わせたものを先ほどの胴体に組み合わせれば…
完成。
完成。

できあがり。なかなかかわいい。
マジカル殺し屋とマジカル忍者
マジカル殺し屋とマジカル忍者

当然共通サイズなので、ソーニャとあぎりも使用可能。というかソーニャ+マジカルの違和感の無さがすげえ。さすが金髪ツインテール。



どちらにせよ組立後は保管が難しそうなので…
グラフィグ収納庫(違)追加購入済み
グラフィグ収納庫(違)追加購入済み


勢いで6缶まで増やしてしまったが、実際のところ1.ソーニャ/2.やすな/3.あぎり/4.ミルキー差分パーツ&一斗缶&パーティ帽子詰め込みの4缶で組立済みのものを収納できる。
むしろミルキー状態のやすなはマジカルステッキと髪の毛追加パーツのせいで缶から幅がはみでたりする(オイ
揃うと壮観だな!(クリックで大サイズ)
揃うと壮観だな!(クリックで大サイズ)



もちろん(詐欺)次回予告のポストカードも封入。何気にこれも最終話分を除くとやすなしかいなかったのであぎりとソーニャが居る左下は貴重だな!
やすなの相変わらずな詐欺美少女っぷり。
やすなの相変わらずな詐欺美少女っぷり。





それにしても、見事なまでに原作再現が基本のアニメだ。いやアニメ序盤見てから原作見たんでその言い回しするには順番が逆なのだが。


当然アニメ化でエピソードの追加や一部オチの変更、ヤバイ言い回しの削除なんかが行われている。例えばソーニャに血が付いている時の「切れ痔?」発言や、竹キル物語の光っている竹を見たときの「放射能!?」(原作登場は2010年1月)とか、当たり付きアイスが当たる(食中毒)、ラジコンごっこでアンテナの付いたタクシーが事故とかブラックなものは言い回しやオチが変えられたりしているのだ。

また原作の忍者は実はかなり出番が少なく、原作エピソード内にちょこちょこ忍者登場シーンが追加されている。そのおかげで余計マジシャン度がアップしているが。没キャラに至っては元がゼロだけにかなり追加してこの登場頻度だ!

もちろん完全オリジナルのエピソードも若干数混じっているが、水着回にお風呂回等いわゆるサービス回(にならないのがキルミーベイベーだが)は全部オリジナル。原作は学校内引きこもりで私服すら珍しいのだから。

そしてオチの変更というか、オチた後のフォローが大きなポイント。帰宅シーンでやすなとソーニャが仲よさそうにしているシーンは基本原作にないのだが、それでバラバラなエピソードを1つの回にまとめている。

んで、最終回の最後の涙ながらのシーン、実はアレ2巻序盤と原作では比較的初期のエピソード。アニメ最終回を見た後に原作を見るとあまりの投げっぱなしオチで台無し気分になれるぞ!逆に原作を先に見ておくと、ああこうやってエンディングもっていくのか!とニヤニヤしてしまう。

いや、キルミーベイベーらしさでいったら原作の放置オチのほうがらしいが、さすがにアニメの最終回の最終シーンでアレはできないし、逆に原作のあのタイミングでアニメ版の流れだったら違和感バリバリだろう。
そう考えると、原作のエピソードに基本的に準じながら、思い切った順番シャッフルにより、全体的な流れをうまいこともっていった「アニメ化」かもしれない。
こちらも揃うと壮観だな!
こちらも揃うと壮観だな!


アニメがなければ原作の存在さえ知らなかった訳だし、ありがたい。こうして差異を探すのもなかなか面白いもの。何だかんだで購入したBD、作業中のBGMの如く結構な回数再生してたりする。

で、キルミー見たし久々にまたアニメ見出すかなーと思ったものの、結局それ以降のアニメは毎週確実に見るほどはまっていない。よっぽどこれがツボだったんだろうなあ私。


そしてふりだしに戻る。
  • 購入金額

    7,560円

  • 購入日

    2012年08月頃

  • 購入場所

23人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • わんこさん

    2012/09/22

    酷い鉄壁スカート!
    まぁ見えてもうれしくない感じだけど
  • 下小川さん

    2012/09/22

    実はディスクいれるところにジャケットのオチ(?)が毎回ついているのだけど…
    やっぱりすげえ鉄壁スカートだ!!
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