ジャケットは一転して仲がよさそう。しかし本編でのやすなの扱いは、何かやばい雪球(?)を投げつけられるわ、腕を捻られるわ、首から吊るされるわとどんどん悪化。ソーニャの容赦が無くなると共にどんどん際立つやすなのゴキブリ並み生命力と、ソーニャの見た目からは想像できない迫力の声。ふんぬううううううう!!
バカは風邪を引かない筈が、やすなは風邪をひく。そんな状態でもやすなは「風邪をひくと桃缶を食べる権利が!」と風邪さえも楽しそうなハイテンション。
それにしても何で風邪ひくと桃缶なんでしょうね。コレに限らずキルミーベイベーのネタってどこと無く懐かしい遊びやモノが混じっている。
私がキルミーベイベーにはまった要因の1つはきっとコレ。子供の頃娯楽の少ない超ド田舎で過ごした時期があるので、共感というか身に覚えのあるエピソードが多いのだ。
ツチノコ探しのエピソードではチョーさん演じる刺客も久々に登場。あまり緊迫感の無いバトルシーンが展開されます。それにしてもここでソーニャが使ったケータイ電話が古い事古い事。緑背景の単色液晶にプッシュボタンをむき出しで備えた超レトロ。きっと着メロは和音が出ない。
時代設定が90年代と言うわけではなく忍者のあぎりは今風の折りたたみガラケーを手裏剣と間違えて投げつけて破損、その後はスマートフォンを使ってる。さすが忍者。
さて、3キャラクター分のペーパークラフト「グラフィグ」特典が3巻で終了し、4巻では一斗缶をオプションとして付属するというとんでもインパクトを用意していた訳だが、今回は…
三角帽子!一斗缶ほどのインパクトは無いが、やすならしいアイテム。本編中では"恥ずかしいモノマネ「ドリルタンク」"にも使用。てかドリルタンクって…アレか?あのアレなのか?
組み立ては一斗缶以上に簡単。単なる四角錐かと思いきや、きっちりグラフィグ頭部にはまるような形状に作られている。一斗缶は髪の毛の張り出しがあるあぎりとソーニャには装着できなかったが、今度の帽子は全員装着可能だ!
ちなみにもう1つのオマケである次回予告絵ポストカードには屈指の詐欺予告(ほめ言葉)だった7話予告絵が。
7話の内容は確かに体育祭だが、当然素足のシーンは無いしそもそもブルマじゃない!いまどきの体操服だ!てかこの美少女だれだよ!さすがキルミーベイベーだ!
まあソーニャとあぎりやったし流れ的にやっとこう。やすな単体レビュー?紹介?
一応肩書きは「一般生徒」もしくは「ソーニャの友人(自称)」。しかし一般だったのは最初の数秒間。原作でも最初の2話程度。後はもうあらゆる意味で逸般状態のおバカ。うざいはほめ言葉。
先述の通り、一枚絵、特に次回予告では詐欺的に可愛らしく描かれている、予告詐欺の常習犯。いやもしかしたら美少女なのかもしれない。
その実態は、ソーニャを小学生レベルの発想の遊びで振り回すおバカ。回を追うごとにソーニャのツッコミが致死レベルになっていくのにゴキブリ的な生命力とギャグ補正で復活する。
珍しく遊びに付き合ってやれば急に自分は遊びをやめてツッコミを入れたり神経を逆撫でする能力もハンパナイ。
そこに一斗缶があれば頭にかぶり、鍋と傘があれば防具と武器として装備する。ラジコンが無いなら壊れたコントローラーでラジコンのフリをする。オモチャや小道具の買いすぎで常に金欠。
更に楽しむ為には手段と努力を惜しまず、雪だるま(本当に達磨型)だの得体のしれない小道具を作り出す手先の器用さと行動力は明らかに一般人じゃない。
ソーニャを鍛える為の生物兵器だという裏設定があったとしても驚かないくらいだがそんな設定はない、あくまで楽しい事をもとめるおバカ。
とにかくおバカという言葉に行き着くキャラだが「日常の何でもかんでもを本気で楽しもうとして、その為なら手間を惜しまない」その姿勢は見習いたい。いや、全部見習ったら大変な事になりそうだが。
ちなみにアニメ版では一瞬しか出ておらず名前も不明なやすなの飼い犬、原作ではちゃんと名前があり「ちくわ」と「ちくわぶ」。犬の名前が出ただけで爆笑した私はやすな化が進行している。
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購入金額
6,720円
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購入日
2012年07月03日
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購入場所
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