組み込み機器開発とはいえ、PCアプリと連携したり、簡易的なPCアプリ自体の作成したりすることもあるため、Visual開発環境を使用することも多々にあります。
高度なアプリケーションは作成せず、むしろ小回りの効くことの方が要求されるため、MFC等を初めとするライブラリ群は使用せず、Win32APIを直にコール形でアプリケーションを作成しています。
言語も組み込み機器開発と同レベルのベタC言語で書いているため、最新のビルド環境である必要もなく、フリーのそれで十分に事足りていました。
そのため、つい先日まではVisual Studio 6をメインにしようしてきました。
当然、提供されるライブラリの問題から新しい環境の使用が要求されることもあるため、.NET→2003→2005とインストールはしてきましたが、それでもVS6にしがみついていた感があります。
ところが、OSの64bit化が進み、x64 Nativeな開発を要求されることも増え、そうなるとVS6では超えられない壁になりました。
そこで、比較的容易にx64 Native開発環境が構築できる本ソフトをインストールしたわけです。
インストールしようとして、いきなり障害にぶつかりました。
これまでのVS6等は、インストールフォルダを指定すると、そこに多量のファイルがインストールされ、システムドライブの圧迫を避けることができました。
しかし、本ソフトは、インストールフォルダを指定しても、システムドライブに3GBを超えるサイズを要求してきます。
私のメイン環境は、すでにシステムドライブの空きが1GBを切りそうな状態でしたので、そのままではインストールできず、多少削除な危険なファイルも含めて削除し、空きスペースをつくる羽目になりました。
結果として、システムが不安定になり、近々システムを入れ直した方が良いという状況に陥ってしまいました。
とりあえず、インストール・起動はできたため使用していますが、ここでもうひとつの問題にぶつかりました。それは使用メモリです。
私のメインマシンは、型落ち感が否めないPen4HT+1GBメモリです。
本ソフトを起動すると、数百MB単位でメモリを消費するため、本品+ブラウザ+Office+Adobe Reader+...と、普段使用しているアプリを起動するだけで、スワップが走ります。
物理的にメモリを増やす以外に回避ができそうにありませんが、型落ちマシンに手を加えるには躊躇されるため、しばらくは運用でカバーするしかないでしょう。
Windows 7の登場により、開発環境の移行を強いられたわけですが、OS自体もマシンパワーを要求すれば、その開発環境も更なるマシンパワーを要求します。
マシンパワーがどんどん向上しているため、そういった機材を手にしている人は苦でないのでしょうが、少し型落ちしただけで苦しくなるようなソフトはどうかと感じるときがあります。
マシンパワーの向上に甘んじているのはMicrosoftだけではないように思えます。
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購入金額
0円
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購入日
2012年06月頃
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購入場所
しばさん
2012/07/12
退会したユーザーさん
2012/07/12
その後C+…とか、分からなくて
蒼-aoi-さん
2012/07/13
以前リース会社の人に話を聞いたところ、昔は5年周期だったのが、今は最長で3年、一般的には1年前後でリース契約するといくとこで、、半年で契約というのも少なくないということです。
サブとはいえ、15年前のマシンがまだ稼働している我が家って...って思うことがあります。
メインマシンはそろそろ新調したいのですが、懐が時代の流れについていけてません。
☆ともぞうさん>
ベタCだと、コンパイルしたとき、どんな風に展開されるかイメージできるので、勝手にどこかでバグが産まれる心配がないので、好きですね。
コンパイルした時のイメージができるので、半分コンパイルしたようなコードを書く癖がありますが、それが必ずしもこうそくと限らないこともあり、ガックリすることも。