白元から出ている「タンス用湿気取り」です。
有名な「水とりぞうさん」はオカモト製。 容量やサイズ・形状に差はありますが、基本的な構造・用途は同じだと思います。
特に白元のモノが良いと感じたことはありません。
立ち回り先で売られている製品を拘らずに買っています。
そんなものレビューする意味があるのか?
あるんです。
と言うのは、本来の使用場所であるタンスで使っていないから。
意外な活躍場所があることをお知らせしたいから。
通年常備品ですが やはり梅雨の季節に特にオススメ
2020年 梅雨に入りました
特集企画として
ZIGSOWさんは新しい特集を組まれました レビューの視点に「雨の日のオススメ度」を加えよう
が開催中
かねてより 雨の時期に限らず 車載品として こんなものが!?
としてご紹介していた これを紹介します
とにかくメーカーにも容量にも さほどのこだわりはありません
出先のスーパーやドラッグストアで 特売品があれば 数個買っておき 切らさないようにしてます
置き場所は たんすや下駄箱じゃないですよ 自家用車の車室 トランクルームです
理由は 下の記事を御覧ください
塩化カルシウム と 透湿防水シート
内部はスリットを持つ仕切りで2分割されています。
上部に塩化カルシウム顆粒が封入されています。
塩化カルシウムは、吸湿性が高く、大気中の水分を取り込むと溶解液に変化します。
この溶解液が下筐体下部の空洞部に溜まる仕組みです。
最上部には透湿防水シートが貼られていますので、溶解液が外に漏れ出す心配は少ないです。
が、防水シートと他のものが長時間接触しつづけると、染み出すことがあります。
また、尖ったモノが当たり破けてしまう可能性も否定できません。
其のようなことが無いように、取説では紙製の簡単なカバーを取り付けて使用することが推奨されています。
塩化カルシウム顆粒が全て消失しても、溶解液が弱い吸湿効果を持っていますので、溶液が目安線を越えるまで機能します。
標準性能として、400ミリの溶解液分の吸湿が期待できます。(温度25℃、湿度80%)
一年を越えての使用は禁じられています。
取説には
押入れ、洋服ダンス、クローゼット、下駄箱、流しの下などの湿気とりとして使用することが
推奨されており、食品用・機械の保管には推奨しない旨が記載されています。
私も、其のような場所で愛用しています。
しかし、今日おものだちの皆さんにオススメしたい使用場所は他にありました。
それは、乗用車の車室・トランクルームです。
車内に漂う嫌な匂いには大きく分けてふたつあると思います。
ひとつは、喫煙に由来する匂い。 これには吸湿剤の出番はありません。 無力です。
もうひとつの原因に湿気によるカビ臭があると思うのですが、それには大きな効果が期待できます。
シート表皮にカビが! カーペットの裏にカビが! なんてことは稀でしょうが、バルクヘッド付近に搭載されているエアコンの熱交換器にカビが生えていることは珍しくないようです。
車内の湿度を下げておけば、カビが発生する危険が随分減るはずです。
青空駐車場を利用しているので、ボディカバーを使っているのですが、それゆえに濡れたボディカバーをトランクルームに収納する事があります。
濡れた大きな布をトランクルームに入れることは抵抗を感じますが、放置するわけにもいきません。
丸めたボディカバーを収納するためにトランクルーム内に置いているアイスボックス内に、ふたつの吸湿剤を置き、その外側(トランクルームのことよ)にもひとつ置きます。
梅雨時期にはあっという間に溶解液が溜まります。 もし湿気を帯びた空気がトランクルームに滞留していると思うと、ゾッとします。
同じようにリアシート足元にもふたつの吸湿剤を置いています。
大気が乾いている季節でも、雨天時には傘を持ち込むこともありますし、靴自体も濡れていますので
案外吸湿剤には溶解液が溜まるんですよ。
実際には、溜まった量を目視で確認してから随時交換していますが、概ね梅雨時期には1〜2ヶ月で。
冬季は3〜4ヶ月で交換しているようです。
前述のとおり、トランクルーム内に入れた魚の匂い、車室内で吸われるタバコの臭いには無力でしょう。
しかし、湿気を下げる工夫で「匂い自体」はかなり改善されている実感を得ています。
ガラスの内側に付いていしまう汚れや、椅子に貼られた生地についてしまう匂いにも、ある一定の効果があると感じています。
とにかく、一度お試しください。
あっという間に溜まってゆく溶解液の量を見ると、ずっと使おうかな? と思われること必至かも。
使用上の留意点
内部に溶解液が溜まった状態で、防水シートと他者が長時間触れると、溶解液が漏れだすと書きました。
以前、不注意でフロアに落ちたままになっていたクッションと防湿剤の防水シートが、まさにその状態で放置されてしまったことがあります。
もうそのクッションは、ダメになりました。 なんとも言えない湿った感じ、べたついた感じが続きます。
トランクルーム、足元を問わず、上下が逆さまにならないように留意してください。
それと絶対に運転席には設置しないでください。
ペダルの下に入り込むなどして、思わぬ事故を招く可能性があるので、車室内に設置する場合は必ず後席側を選んでください。
溶解液は
非常に危険です。 皮膚に付着したまま放置するとやけどの様な症状が出ます。
もし飲用しても毒性は無いらしいですが、牛乳や水を摂取し医師へ相談するの が良いと思います。
この時期橋梁等の脇に設置されている融雪剤と同じ効果があるので、一応融雪することも可能でしょうが量が少なすぎます。
それより、おすすめしたのは除草剤として再利用すること。
私が借りている駐車場は、舗装されていませんので、使用後の液剤は除草剤として最後の役目を果たしてもらってます。
ただ、金属を腐食させてしまう力が強いので、防水シートを切る時に使っているビクトリノックスが
こんなにサビてしまいました!
撮影後にサビ落とししてやりました。 ゴメンねビクトリノックス。
-
購入金額
198円
-
購入日
2016年02月01日
-
購入場所
スーパーマーケット
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。