もともと、私は秋葉原に、SempronのCPUを買いに行くつもりでした。
値段は3980円で、新品です。
しかし、秋葉原を歩かず、決めるのはもったいないと思い、秋葉原を歩いていますと、
やはりあるところにはあるものです。
クロックは一番初めに挙げたSempronや、もう一つのサブマシン、Celeron G530とほとんど変わりません。が、このCPUは4コアの製品。
まあ、この製品は中古のバルクで入手したのですが。
少なくとも、Intelの2コアに負けてもらっては困ります。
というわけで、さっそく計ってみました。
まず、現在MiniITXにのっかっているG530には、さすがに勝っているようです。
さて、今度はi3ですが、私はi3は購入していませんので、インターネットを検索します。
すると、今は亡きクレバリーさんのブログで、計測してある記事を発見。
Cinebench R11.5 CPUスコア
i3 2100:3.00
Athlon II X4 620:2.93
下のほうは写真の通り、私の環境での計測結果ですが、
まあ、だいたいこれくらいの性能だ、ということがわかります。
i3クラスがあれば、今のレベルでは実用としては抜群です。
世代は違うので、消費電力はかなり違いますが。
消費電力といえば、このAthlon II X4のCPUは、2つの世代があります。
まず最初に出たのが、Denebコアの製品。
上位種のPhenom II X4からL3キャッシュを無効化した製品で、運が良ければキャッシュを復活させることができ、Phenom II X4を安価で入手したのと同じになります。
後になって出てきた、Properコアは、専用設計で、初めからL3なしでできているそうです。
その分安価に作られているのとともに、消費電力の低減にも成功しているらしく、65W級の消費電力、という話もあるくらいのようです。
今回の私が入手したのは、下の種類のもの。
私は割り切って使いますので、コアは特に気にしません。
というよりも、逆に省電力のほうがうれしかったり。
さて、早速ですがこの製品、デフォルトでの電圧が1.4Vとかなり高め。
いくらなんでも盛りすぎやろ、と思い、早速電圧を下げてみます。
温度計測の実験
- 室温は19℃のときに測定
- 温度の測定法は、OCCTを30分間まわしているうちに、一番高い温度と、一番低い温度を測定結果とする
- 温度測定のソフトは、CPUID HWMonitor
<1.4V時>
アイドル時:23℃
高負荷時:33℃
<1.2V時>
アイドル時:22℃
高負荷時:29℃
これは最大1700回転のCPUクーラーがマザーボードのせいで、1500回転で回っているため、非常に冷えていることが理由です。
しかし、このクラスの温度が普通に出ると考えれば、夏も余裕で乗り切れるのではないかと予想しています。
ただ、うるさいので、クーラーの変更も検討しています。
- コストパフォーマンスは抜群(売っていた時)
- 思ったほど消費電力は高くない
- Intelの2コアよりも性能が高い(LGA1156のCPUとの比較)
- クロックは低い
- 中古市場での入手性が低い
- さすがにPhenomよりは性能が落ちる(L3復活をすれば別)
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購入金額
4,470円
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購入日
2012年07月03日
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購入場所
じゃんぱら
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