コンピレーション盤。どちらかというと狭く(...だったっけか?自信なくなってきたorz)深く系のcybercatがこの手のアルバムを購入することはあまりない。基本1アーティストを深く掘っていく。
ただ出会えた場合はそれを拒むことはもちろんない。このアルバムはCDショップの販促で「○○円以上購入の際、ノベルティプレゼント」というアイテムの中に、あった。たしかポーチ型CDケースやレンズクリーナーなどのCD関連グッズとともにあったが、知らない音楽と出逢うチャンス、当然これをセレクト。
でも知らない、といっても全く知らなかったわけではない。これはビクター系のアダルトでメロウなアーティストのコンピレーションアルバム。以前ご紹介したparis match
や松原正樹
も参加しており、いいものであろう想像もついた。
聴くと....メロウで優しい空間が広がった。アルバムタイトルでもある「Imagination」は、Glenn Miller(グレン・ミラー)やFrank Sinatra(フランク・シナトラ)も取り上げたスタンダード。ナベサダなどとのセッションで知られるRomeo Lubamboと奥方Pamela Driggsが夫婦で奏でる。Romeoのギター1本のバックに、囁くようにPamelaが歌う。コード進行は洒落た感じで。
つづく曲がparis matchの「Kiss(Acoustic Session)」。この無国籍な?音色のグループの曲はきっちりと日本語なのになんかヨーロッパ?でつながりが良い。ギター、エレピ、ベース、パーカッションのアンプラグド系アレンジ。ミズノマりの囁くような歌い方がCOOL!ローズソロもコロンとしていて心地よいなぁ...と思ったらNANIWA EXPRESS
の青柳誠かいなっw
「Tuesday Downton」はこのアルバムでもっともグルーヴィな曲だが、オーバードライヴとコンプレッサーがよく効いた松原正樹の歌うギターがいいなぁ。バックでオシャレなキーボードでサポートするのは松原の奥方でこの曲の共作者でもある南部昌江。盤石のサポートを得て松原のギターもノル!ノル!!エンディングソロの前に一発“ピキーン”と入るセンスの良いピッキングハーモニクス、ブルージィなヴォイシング、6連符を多用した味のあるプレイ、強弱緩急まさにオトナのプレイ。
どの曲もとてもとてもメロウ。素晴らしいテクニックを持った人たちの曲なんだけれど、それをひけらかすこともなく。「らせん」の鈴木光司がインナーに言葉を寄せているけれど「このアルバムを聞いて思い浮かべるのは~海際のデッキチェアに座る洗練された男と女が~あなたの耳元で、恋への発展を予感させる言葉の一つ一つが、音楽に乗って囁かれようとする・・・・・・。」
まさにそんな感じで。
【収録曲】
1. imagination/Pamela Driggs
2. KISS(Acoustic Session)/paris match
3. Megulho(Diving)/Daniela Spielmann
4. Never Ssy Good-bye/川村ゆみ&高橋哲也
5. With Me/松原正樹
6. 甘い悪戯/ミズノマリ
7. Tuesday Downtown/松原正樹
8. into the beautiful flame/paris match
9. Loving/松原正樹
10. Uma Cancao Sem Tom/Pamela Driggs
11.When I Fall in Love/小池修
12. ツキノシズク/paris match
13. 上を向いて歩こう/松原正樹
14. Let's Sea/Romero Lubambo
15. この地球(ほし)の片隅で…/Ayaka(KING)
「KISS(Acoustic Session)」
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購入金額
0円
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購入日
2003年頃
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購入場所
新星堂
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