(余談だが、「Extreme」に搭載されていたヒートスプレッダは写真を見る限り一時期上海問屋で単品販売されていたものに酷似している。)
OVERCLOCK WORKSに珍しく「中古品」という扱いであったのでモノ珍しさに手をだしてみた。別に必要に迫られていた訳ではない半分コレクション目的。ダメ街道まっしぐら。
初期不良2週間のみ、開封跡はしっかりあるのでデモか何かに使ったものだろうか、それとも何らかの理由で返品されたものだろうか。
発売当時のプレスリリースを見ると「市場想定売価税込40,000円前後」。
4GB*2の8GBキットは今や定番ともいえる容量だし、DDR3-1600メモリもお手ごろに買える今では考えられない価格…しかし2010年の時点で4GBモジュール/DDR3-1600/1.5V/CL9のスペックを揃えている事を考えれば極端な価格ではなかったのだ。ほんとメモリの値下がりはおっそろしい。
ヒートスプレッダはメモリ高+α程度のローハイト仕様で干渉の恐れは少ない。Ainex等から販売されている一般的なヒートスプレッダと同等のものと考えてよさそうだ。
「AVANTIUM」ロゴは金属パーツを使用し立体的。一方背面は見事に何も無いシンプルさ。
意気揚々と写真撮影後にZ68マザーに挿すも…1枚だと認識するが2枚だと認識しない。
次はH67マザーに2枚挿し。2枚認識されたのでホッとしていたらシングルチャンネル動作だ。
ならば嗜好を変えてAMDチップ&CPUならどうだと890GXマザーに装着…デュアルチャネル動作OKでMemTestも完走。型番に「AMD」が入ってるくらいだしAMDがお好みなんでしょうか。
製品情報ではIntelプラットフォームに最適化されたとあるが、このメモリが発売された当時はP55世代。Z68もH67も登場していない時期なので仕方ないですね。
ちなみにCPU-Z上の表記も「AVANTIUM」になるのでチップメーカーは不明。
まあちょうどDDR3 1600以上に対応したプラットフォームで唯一1333動作させていたPCなので都合はいいのだが…ますますレアパーツの塊と化してきたなこのVAIOだった物体。
●おまけ
台紙を見てみると何か違和感が。
まあURL変わるとよくやる手ですよね…ってなんかこの台紙、光沢のある大きな紙の裏に一回り小さい厚紙が貼りついたような妙な構造だ。
がっちり貼りついているので剥がせなかったが、光にすかして見ると明らかに別のメモリ(旧モデル?)の表紙が浮かび上がってくる。この「DDR3 LEOPARD」を表側だけ刷って、別メモリの台紙を貼り付け。裏側注意書きだけ再利用したようだ。ある意味リサイクル。
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購入金額
4,000円
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購入日
2012年06月頃
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購入場所
OVERCLOCK WORKS
しばさん
2012/06/27
URLのシールってもしかしてコレで作ったんだろうか…
しばさん
2012/06/27
まあ6GB積んだからいいや~って思ってしまいます。
ヒロ妨さん
2012/06/27
高かったです。(^_^;)
下小川さん
2012/06/27
今回のURLは普通のシールでしたが、使いまわし私も結構好きですw
DDR2で6GBは大容量ですね!
DDR3が暴落した頃、DDR2を増設するかマザーを交換してDDR3にするか悩んでましたが結局DDR3に移行してしまいました。まあ大抵4GBもあれば不足することないんですが…
ヒロ坊さん、当時モノお持ちでしたか!今見ると恐ろしい価格ですよね。