レビューメディア「ジグソー」

自炊にはかかせませんね(^^

自炊をしたくスキャナと一緒に購入しておきながら一ヶ月以上放置しておりましたが、やっと開梱しました。


今最も自炊に使われていると思われる断裁機 PK-513Lの改良版で、並行販売されているようです。

使用している刃が違うくらいで、他はほとんど一緒です。

本品の刃は PK-513Lに使用している刃よりも安いので、交換時には安く済みますが研ぐことが出来ないようになっています。

PK-513Lの刃は切れが悪くなってきた時に研ぐことが出来るので、交換せずに研げばその分安く済ますことが出来ます。

ただし研いでもらっている期間は本品を使用することが出来ませんので、この辺も踏まえてどちらにするか決めると良いかと思います。

あと、刃の互換性はないので本品に PK-513Lの刃を使用することは出来ませんのでアシカラズ。

まず開梱時に注意しなくてはならないのが、箱を開けるとハンドルが飛び出してきます。

梱包時にフタにハンドルがビニールタイで固定されており、そこに注意書きが書いてあったのですがちゃんと読んでおらず、勢いよくフタが跳ね上がりビックリしました(^^;;;

何か書いてあったらしっかり読んでから行動しないといけませんね。

このハンドルはロックレバーで固定され、ロックレバーを解除方向にスライドさせていないとハンドルを下すことが出来ません。
ハンドルロックレバー
ハンドルロックレバー

少し大型のモノになると安全のために必ずついてきますが、刃を下した(ハンドルを下げた)状態でロックできると収納時に便利そうなんですけどね。

そして箱から取り出すのに本体が 13Kgもあるので一苦労です。
軽いと裁断時に簡単に動いてしまうので仕方ありませんが、女性にはちょっとつらそうです。

断裁機で気になるのが用紙の固定方法ですが、台の縦方向にはメモリの振られた固定ガイドが付いており、紙を前後に動かないように固定する横方向のガイドは固定ガイドに被せ前後に移動でき、マグネットで固定出来ます。

台には各用紙に合わせたガイドが表示されており便利ですね。

そして、裁断時にはハンドルを少し下げることで刃の側にある紙押さえが下がり用紙を上から押さえつけてくれ、ズレなくなります。

またガイドに沿って位置を決めるのではなく、切断したい位置が決まっているものを裁断する場合には、カットラインの表示が行えます。
電池ボックス
電池ボックス

電池で動作し台の裏に単三電池2本用の電池ボックスがあります。

台の左側にあるスイッチを入れると裁断位置の目安のカットラインが照らされます。
カットライン
カットライン

ライン自体は幅があるので、奥側の端に合わせることで正確に裁断できます。

ただ、なかなか確認しづらいのと紙によっては多少の紙の浮きでズレたりすることがあるので、あくまで目安程度に考えていた方が良い感じです。

そして、実際に裏紙を裁断してみたところ切り口がきれいですね(^^
カット断面
カット断面

裁断方法も真上からズバッと切られるので、下の方がズレて切れているということなどもなく気持ちいいです。

それでは目的の雑誌を裁断してみたいと思います。

用意したのは背をステープルで綴じられているタイプのモノです。

説明書にも書いてありますが、刃の破損の原因にもなりますので必ず針は取っておきましょう。

また、糊で綴じているものは刃に接着剤が付着することにより動作不良(複数枚の巻き込みなど)を起こすことがあるので、大胆に糊の部分を切り落としてしまいましょう(cybercatさん、情報ありがとうございます)。

このサイズの雑誌を閉じている針は結構大きいのでリムーバー等を使った方が良いでしょう。

私はこちらを使い針を外すことで爪を痛めることなく簡単に外しています。


無事針を外したらいきなり背を切り落とすのではなく一旦半分に切断します。

こうすることにより背と反対側で揃えて切断することが出来、カットしたページを全て同じ大きさにすることが出来ます。

背をステープルで綴じているタイプの雑誌でこれをやらないと、各ページのサイズが微妙に変わってしまいます。

あらかじめ、ページサイズを揃えておくことでスキャン時のトラブルを避けることにもなりますので、ぜひ一旦半分に切断することをお奨めします。

とカットした後実際に取り込む時になって、表紙だけは別にしておいた方が良いことに気づきました。

表紙はステープルで綴じている所まで印字されていますから、半分にカットした段階で取り除いておき、スキャン時も別に取り込んだ方が良いですね。

最後に断裁機の消耗品の交換目安についてですが、断裁機では刃の他に刃を受ける”受木”も交換する必要があります。

刃の交換は、コピー用紙 100枚で約2,000回が目安になります。

また、受木は直方体になっており 8カ所で受けられますが、1カ所あたり約300回が交換目安です。
受木説明図
受木説明図

以前に業務で電動式の断裁機を使用していたのですが、下の方の紙が切れにくくなってきたら原因はほとんど受木のせいでしたので、早めに受木を交換した方が良いでしょう。

説明書にも「受木の交換が遅れると刃の消耗の原因となります」ともありますので、刃以上に注意しておいた方が良さそうです。
  • 購入金額

    31,260円

  • 購入日

    2012年09月28日

  • 購入場所

    ぶんぐる楽天市場店

24人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • eulerさん

    2012/11/16

    PK-513Lの刃って砥げたのか・・・
    今度自分で研いでみようか・・・

    そういえば最近自炊してないや。
    今度紙ごみの前にまとめて自炊しとこうかな。
  • atsuo@tokyoさん

    2012/11/16

    > eulerさん

    刃を研いで使っている人ってどのくらいいるんでしょうね?

    刃の交換は PK-513Lだと実売 15,000円くらいで、PK-513LNだと 10,000円を切るくらいと聞いていますが、業者に研いでもらうと 8,000円くらいと聞いています。

    腕に覚えがあれば自分でも遂げるモノなのかな?
    私は心配なので、研いでもらうの前提で検討しましたが(^^;

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