これは過去に賃貸物件に入居していた時に自身が経験した話。
フローリング調のクッション材が張られた部屋一面にカーペットを敷いてOAチェアを使っていた。
5年ほど入居して、退去時にカーペットを剥がしてみると床一面に白い粉が。
カーペットに使用されていた接着剤が経年劣化で剥がれ落ちたものらしかった。
OAチェアの脚元付近は粉を踏み固めてしまっていて、雑巾で強く水拭きしても落ちなかった。
スクレーバーで削ぎ落としてみたが、白い跡が残ってしまい綺麗にはならなかった。
新居でもフローリングでOAチェアを使うつもりだった。
直に使えばフローリングが傷だらけになる。
とはいえ、上記のような経験をした後ではカーペットを敷く気にもなれなかった。
そんな時にチェアマットのことを知った。
チェアマットとは、床を保護する樹脂製のシートのことだ。
チェアマットは使用されている材質によって2種類に大別される。
PVC製とポリカードネート製だ。
購入したのはポリカードネート製のもの。
ポリカードネートは耐衝撃性に優れているが価格が高い。
バイエル社製のチェアマットは高級品ということらしい。
マットと聞くと柔らかいイメージを持たれるかもしれないが、実際は硬質プラスチックの板。
サイズは90cm×120cm。このサイズが標準サイズのようだ。
半透明なのでフローリングに敷いても違和感がない。
表面はざらざら、裏面には滑り止め加工が施されている。
1年程使用してみた感想だが、高かっただけの価値はあったなと感じている。
十分な強度があり、下のフローロングは傷ついていない。
反り返り等の形状変化は全く生じていない。
滑り止め加工の効果が利いている。ずれていらいらするようなことがない。
手入れは簡単。水拭きするだけでいい。(半透明なので汚れ自体が目立ちにくい)
購入当初は高い買い物だったと思っていたが、使ってみてその価値に納得。
新築住宅でキャスター跡を心配する方には特にお勧めしたい。
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購入金額
9,398円
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購入日
2011年02月頃
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購入場所
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