ササジーズ(SASAJIES)は、その名の通りササジ=笹路正徳のバンド。つかNAZCA
のメンツ(キーボード:笹路正徳、ギター:土方隆行、ベース&ボーカル:坂井紀雄、ドラムス:藤井章司)からドラムスが元PRISM(現在はMISIAや山下達郎らのサポート)の青山純に変わったもの。さらに言うなら笹路正徳と土方隆行はその前身バンドMARIAH(マライア)でも一緒だったのでホントくさr(ry前作まではかなり実験的、プログレ的な立ち位置にいた彼らが、プログレ色を抑えてかなりポップに変身したのが本作。ゲストボーカリストに奥田民生と元PRINCESS PRINCESSの奥居香(岸谷香)を迎えてボーカルに比重を移した作品。
「イリュージョン」。若干KENSO
を感じさせるちょっとプログレちっくなイントロに続き、ディストーションギターのリフで一気にキャッチーになるアメリカンロック!
「ショック・トリートメント」。Aメロは青山純の2小節1パターンのヘンタイリズム(下記↓ドラム譜)なのに、みょ~にビート感があるパターンでリードされるインスト。途中のソロ・・・じゃないな、各楽器スキマ埋めまくりのブリッジでも青山は正確無比なリズムでゴリ押す。
「竜巻ジェーン」はうって変わって少し懐かしいハッピーなロックンロール!奥田がリードボーカルをとり、デュエットと言うほどフィーチャーされているわけではないがコーラスとスキャットの奥井の奧奧コンビでボーカルが取られる。奥井のラストの楽しそうな笑い声と奥田の「さんきゅ~」という返しがギグのような楽しさだ。
「6月の閃光」。奥居のクリアな声が乗る良質なJ-POP。土方のオブリやSteve Lukatherっぽいソロが定番。エンディングの正確無比なライトハンドもかっこいい!!
MARIAH⇒NAZCA⇒SASAJIESとポップ度をどんどん増していった彼らだが、商業的成功は得られず、その後音楽プロデューサーとして大成する笹路と、スタジオミュージシャンとして多忙な日々を送ることになる土方、特撮・アニメのボーカリストとして相当数歌った坂井、最強のツアードラマーとして人望を集める青山と散ってしまう。この路線で開花すればキャッチーでテクもある王道商業ロック?w「和製Journey」として成功が得られたかも知れないのに....
すべては「if」の物語ですが。
【収録曲】
1. イリュージョン
2. 神は俺を救けたりしないだろう
3. パピヨン
4. ショック・トリートメント
5. 竜巻きジェーン
6. 6月の閃光
7. アナコンダ・ウーマン
8. TVムーヴィー
9. 告白
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購入金額
2,800円
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購入日
1991年頃
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購入場所
愛生さん
2012/05/12
私、コレを買いましたよ。
懐かしいですね。
>ササジーズ(SASAJIES)は、その名の通りササジ=笹路正徳のバンド。つかNAZCA
全然知りませんでした。
確か、ジャケ買いしたんですよ。
cybercatさん
2012/05/12
>私、コレを買いましたよ。
なんとマニアックな!www
>確か、ジャケ買いしたんですよ。
なる。
確かにめを惹きますねww