広大なフェイドワー大陸が物語の舞台。
EverQuestのプレイヤーにとっては懐かしい大陸だが、EQの時代から500年の時が経過しているので大きく変貌を遂げていたことだろう。
これまでの拡張パックは、50から60、60から70というようにレベル上限を引き上げるものであったが、本作は、lv1から70までのプレイヤーを対象としたものであった。
新種族としてフェイが追加され、スタート都市にフェイの都市であるケレティンが加わった。
ケレティンのあるグレーターフェイダークは鬱蒼とした木々が生い茂る森林地帯。
いかにも妖精が住んでいそうな幻想的な雰囲気のあるゾーンで独特の世界観があった。
装備に付加効果を付与するアドーンメント、サブクラス専用アチーブメント、アーマーセットというようにメインキャラクターを強化するコンテンツを楽しむだけではなく、新種族のフェイでサブキャラクターを作成して新大陸のコンテンツを1から楽しむという遊び方もあった。
既存プレイヤーも新規プレイヤーも楽しめる幅の広い遊び方ができる拡張パックであった。
数多く追加されたゾーンの中で最も印象に残っているのがミストムーア城だ。
暗黒の支配者であるMayong Mistmooreの居城ということだけあって、城内の造りは複雑で、豪華な装飾が施されていた。
城内をゆっくりと散策したいところなのだが、ゾーン内にはヴァンパイアだらけで気を抜くと簡単に全滅してしまう。
このヴァンパイアが相当の曲者であった。
これまでのmobと比べて視野が広く、遠くからでも襲い掛かって来る。スタンなどの特殊攻撃が得意。そしてやたらとrepopo速度が早い。
これがヴァンパイアのイメージにぴったりだった。
そして、城の主であるMayong Mistmoore。
500年の時を経ても健在だ。
ヴァンパイアだから不死身ということなのだろう。
本作のRaidゾーンで討伐するのだが、この後に発売される拡張パックで再登場する。
過去に登場したキャラクターが忘れた頃に再登場してストーリ展開に絡んでくる。
こういう点もEverQuestⅡの醍醐味の1つなのだ。
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購入金額
4,450円
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購入日
2006年12月15日
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購入場所
Sony Online Entertainment
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