囲碁を知らない方によく言われる言葉です。
その根底には、「形勢判断の難しさ」が有ると思います。
囲碁では、野球やサッカーといったスポーツや、マージャンなどのボードゲームと異なり、形勢が点数等によりハッキリと表現されません。
それゆえに、形勢判断が出来るかどうかは各プレイヤーの技量次第であり、そこから導かれる形勢は次の一手に大きく影響します。
コンピュータが強いのもこの分野ですね。
人間が行う形勢判断方法とは大きく異なりますが、先日の武宮九段とスパコンの対局で、四子局とはいえコンピュータが勝てたのは形勢判断能力に優れていたからに他なりません。
本書では「手割り」と呼ばれる形勢判断法により定石やその後の打ち方を小林覚九段が解説してくれます。
定石であることは知っていても、なぜ互角の形といえるのかまで論理的に説明できる打ち手はあまり多くは無いでしょう。
大変分かり易く、本書であれば段はなくとも上級者ならば読み進めることが出来ると思います。
ただし、高段者には物足りないかもしれません。
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購入金額
1,365円
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購入日
2005年頃
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購入場所
リーダーさん
2012/04/30
1局での激しい心理戦モロモロと面白いですよw
東3局南家7順目、打、初牌の東とかで場がビリっと空気変わったりしますw
それを見てオリる人と、オリない人とかがいて、オリてるふりして
実は2手遅らせてアガりを目指す人とかも(^^
って、マージャン用語わからない人が見たら謎用語だらけですねwww
囲碁ももう少しわかればとても楽しそうなのですが
いかんせん初めて行った碁会所が初心者向けじゃありませんでしたw
トム様さん
2012/04/30
マージャンはなぁ…心理戦が出るところまで到達できてないのがもう…
未だに清一では待ちを間違えます。
ノーテンリーチもまだ無くなりませんね…
碁会所は自分自身もバイト以外ではあまり行ったことが無いんですよね。
大抵の場所では初心者に優しそうなものですが。
私も大学を出てから碁石を握って打つ機会が減ってしまったので、ちょいと碁会所探しに行ってみようかしら。