レビューメディア「ジグソー」

省電力の新プロセッサー、前代未聞、水槽パソコンの制作!!、i7-3770Sは魚たちの命を守れるか・・・



Intel® Core™ i7-3770S Processor
Intel® Core™ i7-3770S Processor





とうとう世代交代になりました・・・i7なんてどれも一緒じゃないなんていう我が家の財務大臣が渋る中、”プレミアムレビューに当たったからしょうがないんだよ”と言い訳して、とうとう導入しちゃいました

パッケージがチョコレートの箱みたいになっていきますね、デザインが美しいですね

Kにしようか迷いましたが、これにしました
雑誌の特集では、鞭入れれば、Kと同じくらいのスピードになりそうですし普段使いでは、Kより省電力です

実際に使ってみると・・・(今回の使用器具です)
マザーボードです私の完全にお遊びマザーボードと化したギガバイト製のGA-Z77MX-D3H



このボード取り外しばかりされて、本当にレビュー身寄りにつきます
(CPUの取り付け方等、詳しくはGA-Z77MX-D3Hのレビューをご覧ください、本文が長くなるので割愛します)
SSDはA-DATA SSD S511シリーズ 2.5インチ 120GB SATA6.0Gb/s AS511S3-120GM-C



安くて早いからと言うだけの理由でチョイスします
キーボード・マウスは かっこよさそうと言う退廃的な理由でこれをチョイス





スピードチェック用にはグラボも乗せました、
MSI GTX560Ti搭載 N560GTX-Ti Twin Frozr II/OC




組み上げて実験してみると、・・・・
熱くならないし、静かだしびっくりです、ファンも取り替えようかと思っていましたが大きくなるのでとりあえず純正を使用です
普通は大きいFANを取り付けるのがチューンの鉄則だと思いますが、この石に関してはもっと薄くて静かなFANを売っています(将来は代えようか?)

実際に使ってみると純正ファンでも昔の純正ファンのイメージもなく静かです
これで省電力なんだから文句ないですね、まあクロックアップに有利な3770Kの方が人気は高いでしょうが、普通の使い方ならこれでOK!!
3770Kより安いですしお買い得です
街乗りするのにフェラーリはいらないでしょ・・・て事ですかね

3770S
3770S


純正でグラフィック機能も搭載していますので、さらに小さくて高機能なマシーンを組むことが可能です、小ささを優先するためにベアボーン機を買わなくても良さそうです。

IVYブリッジはPCI Express 3.0サポートしていますので、もちろんグラフィックカードを使えば上乗せで速くなります、3Dゲームをやらなければ、必要ありませんが、せっかくある機能ですので実際に乗っけて計ってみることにしましょう

定番の3DMARK11を使って計測してみましょう
NVIDIA GeForce GTX560Ti+Lucid Virtu MVP_d-mode
NVIDIA GeForce GTX560Ti+Lucid Virtu MVP_d-mode

Lucid Virtu MVPをインストールして(ドライバーディスクに付いてきますからそれをインストールします)このソフトを使えば内蔵グラフィック機能を上乗せして、ミドルグレードのグラボも3Dグラフィックをワングレードアップしたグラボに出来ると言う機能です、数値も計測すればこの位まで出ます。非常に良い感じですよね
i7-3770Kに依存しなくてもこの位は行けます(i7-3770Kより安いですよお客さん)

オーバークロックをするにはi7-3770Kでしょって雑誌にも書いてあります。実際にi7-3770Kはすごく人気がありオーバークロック記事も、レビューも多いです、しかしこのi7-3770Sでもオーバークロック出来ます。
では、マザーボードに付属のEasy Tune 6を使って簡単オーバークロックをしてみましょう。
このソフトもギガバイトのマザーを買うとドライバーソフトDVDに付いてくる物です
ついでです、殻割り等で人気のi5-3570Kを入手する機会があったので比較してみましょう
まずはノーマル対決
i5 - 比較 ノーマル比較
i5 - 比較 ノーマル比較

i5-3570Kとのオーバークロック比較です
i5 - 比較 4.58GHz比較
i5 - 比較 4.58GHz比較

さすがi7やっぱりスコアー出ますね
続いて、表面温度を測ってみましょう


放射温度計を使って計ってみました
これもi5-3570Kとの比較です
マザーボードの各場所の表面温度
マザーボードの各場所の表面温度

やはりi7は温度にアドバンテージがありますね
表面温度が低いと言うことは、ケースの選択に余裕が出来ると言うことですね・・・
ここまで来たらi7-3770Kも比較したいところですね・・・インテルの方是非1週間くらい貸していただけませんかねえ??<(_ _)>




ではここからは、i7-3770Sの省電力機能を信じて、命を張ったペットたちのレビューを掲載しよう



これは約1ヶ月前にさかのぼる・・・

hideの家で、この様な会話が繰り広げられた・・・
エビビ・・・毎日暑いな
暑いですね、ご主人様!!
お前は水の中だから涼しいだろ・・・
毎日退屈だな・・・エビビ・・・
そっすね!ご主人様
そうだ、エビビよ!お前の命、IVYブリッジのために捨ててくれ・・・
言ってる意味が分かりませんや ご主人様・・・
エビビよ水槽PC作るから、お前入れ・・・このページ見てくれる人も涼しくなるだろ・・・
ちょっと待って下さいよ旦那!! あっし、35℃より水温上がったら死んじまいまっせ!!
大丈夫だ!!インテル® Core™ i7-3770Sの省電力性能を信じろ
もし、死んでもそれは尊い犠牲となって後生に残るだろう
LED照明も付けてやる、SSDも付けてやるから・・・
旦那!サウスブリッジは70℃まで上がりませんか??
よく知っているな・・・
旦那この前Zigzowのレビューで書いてたじゃないですか・・・
気にするな・・・大型FAN付けてやるから
友達のメダカも入れてやるからがんばれ・・・

無理っすよ!!旦那!! あっしには、かわいい子供達が・・・訴えてやる!!

て、会話が繰り広げられたかは知りませんが、今回はインテル® Core™ i7-3770Sの省電力性能を信じて、命を張ったレポになります



お約束ですが、今回は水を使いますので、この記事をご覧になっての、感電、水槽の破壊等のパーツの破損、漏電、には気をつけましょう、もしなったところで、当方は責任は取れません

一応、水冷パソコンのくくりに入ると言うことで話を進めます


話は本題に戻りますが、今回は夏だって事で、今まで見たことの無い物を作ってみましょうかね・・・水槽を使った見た目も涼しいPCケースを作ります、勿論、市販のケースではそんなケースあるわけ無いので自作しようと思いますよ、

始まり始まり・・・パチパチ

まずは、何で作ろうかと言うところからですが、SPF(スプルース、パイン、ファー)材が安くて良さそうです、これをメインにリビングに置いても違和感が無く、小さくて性能を我慢する様なことの無いPCを作りたいと思っています。やっぱり落ちついた雰囲気を出したいですよね(イメージとしては別荘地の建物の様な感じになります)

これがSPFです、簡単に言えばここにツーバイフォーの要領でケースを建築するわけです
前回のリビングケースは小ささを優先しましたが、今回は強度がないと水槽が破壊されますので、強度を優先します
まずは、SPF材を30CMにホームセンターで切ってもらい、切りそろえます
切りそろえたら、まずはキューブになる様にまとめて、おおよそのイメージを組み立てます
こんな感じでしょうか

水槽はアクリルを使います、体積的に濾過器をいれれないので、生体数はかぎられます
横幅は15cmが限度ですかね・・・
マザーボード、電源を仮組みして大きさを測ります




計り終わったら、切り出します
30cmを3枚接着したキューブ型にするので、ボンドで3枚を接着した基本形にのこを入れます


接着が終わったら、組み上げます


前面部分が出来てきました
基板部分を作ります

鋸で切って出力端子の部分を作ります
いらない、カードを使って大きさを測ってくりぬきます




-------------(ちょっとここでオプションを作ります)
この辺で、中に入れる藻を作ります・・・♪( ´θ`)ノ
近所の川で流木を拾い、よくガスコンロで茹でます
茹で終わったら、石を拾って結びつけ、重りにします



藻を釣り糸で縛り、メダカなどの水槽に入れて育成させます(約1ヶ月)


ちなみに・・・大きく成長しすぎてこの水槽に合わなくなりました、残念((T_T))
-------------

さて、上部も作ります
上部は熱気を逃がし、水蒸気を排出するために12cmファンを取り付けます


おおよそ丸のこでカットして、糸鋸で切り落とします

切り落としたら部材を組み合わせて蓋を組み上げます

蓋部分ができあがりました
さておおよその部材が出来たので、組み上げて見ます
電源部分を入れてSSDを入れて組んで見ると、SSDの居場所が微妙です
ケーブルが外れそうです・・・
SSD用のステーを作ります

ステーはMOF板の端材があったのでそれを使って作ります

出来たら仮組みします、マザボと電源、SSDを取り付けます

前面から見てみましょう、良い感じじゃないですか・・・

イメージとしてはよさげです、涼しやかな水槽の奥にマザーボードが見えます、自己満足できそうです

上から見たところです、綺麗にFANが収まりました
FANはそのままだと子供達には危ないのでガードを付けます
付けたら、今度は内部照明を作ります


テープ状のLED照明を使います




照明は、夜間のイルミネーションを考えカラーが変更できるRGBタイプをチョイスします
防水タイプで、3個単位でカットできるのでちょうど良い大きさでカットします

カットしたらコードを半田付けして結線します
老眼なので、端子と半田の先が見えません(^^;)
何とかカンで半田付けを行いました(今度までに秋葉原の千石で、半田用のステーを買ってこよう~)



半田付けが終わったら水場なのでホットボンドで防水します。


続いてケース内に発光用のコントローラーをネジ止めします

終わったら、天板部分の防水を行います
天板部分には100均ショップでアルミテープを買ってきて貼り付けます



こんな感じで貼り付けます
貼り終わったら、LEDを配線します

配線はホットボンドで天板に接着しました

続いてサイドパネルに電源スイッチとリモコンスイッチを取り付けます



ドリルで穴を開けてスイッチを通します

通し終わったら、木工パテで修正します



パテが乾いたら、紙やすりで平らにします



続いて水槽部分を仕上げます  ♪( ´θ`)ノ


まずはアクリル水槽の汚れなどを取るために極細のコンパウンドをかけます
水槽下部は夏向きに白い石を使います


白い石は見た目は良いですが、濾過器が使えないので苔むすので安い石を使います
ゼオライトなどの石は必ず外で洗って入れます(洗わないとコメのとぎ汁の様になります)

石を入れて、エアレーション部分を作ります



NEW タイニーバブル 30cmを使います、これは細かい泡を出すストーンなので泡の奥にマザーボードが見えるというイメージに組み立てます

入れてエアーの回路を作っていよいよ組み上がり終了です

水槽に水を張ってパソコン以外のスイッチを入れます、水漏れの確認をします、大丈夫ですね

♪( ´θ`)ノ


良さそうです、狙い通り、マザーボードも見えます、エアーが強いので、エアーの量の調整をします


さあ、
メダカ、エビ、藻を入れて水景色を作ってスイッチを入れてみます・・・


OKのようです ♪( ´θ`)ノ


どうです、魚がゆらゆら・・・泳ぐ・・・向こうのマザーボード♪( ´θ`)ノ



泡も細かく、白い石、細かい泡、泳ぐ魚・・・涼しげです・・・

モニターに繋げて実際に使ってみましょう
こんなイメージです


青にも出来ます



完成です!!!!!♪( ´θ`)ノ


こんな感じになりました・・・(注意)約1分つまらない画像が流れます(色の変化をお楽しみ下さい)
このバックはDVDの動画ですので、実際のDVDを見たりとかの日常の行為に関しては、わざわざグラボを入れなくても何ら問題はありません、ほとんどの方はネットブラウズとか、DVD見たりとか、エクセルやワードを使ったりとかでしょうから、どんな形でもパソコン作れます・・・良い時代になった




さて、動かして、実際の温度はどうなんでしょう???
ネット経由でDVDを再生しながら計ってみましょう
まずはエビ君達が冒頭で気にしていたサウスブリッジですが、46℃に押さえ込まれています
上部のファンが効果的に機能していますね

メモリー部は何気に35℃でちょっと高めです

CPU回りの温度は34℃と低め・・・


天井部分の排気温度は30.5℃です

水槽の温度は27度とファンを付けていると普段より下がります(我が家の環境ではほぼ30度くらいです)



ファンについて・・・

ファンの比率は水槽、パソコンで約5対5でレイアウトしてあります
尚、天井ファンは取り外しが出来る様になってます、なぜかって??えさをあげなきゃいけないですからね!!(^o^)

ちなみに水槽PCを作る時はエアを回さないと水が対流しないので、温度が上がると思います、必ず対流させましょう

このように一応水冷マシーンですが、?????
まあ、3Dゲームをガンガンやらなければ、魚は死ななそうですね(IVYブリッジの勝利です)
いかがですか???インテル® Core™ i7-3770Sの省電力性能を生かし切ってると思いませんか??

これで、i7-3770S 買って見たくなったでしょ・・・おそらく3770SだけでなくIVYブリッジすべてでこのような遊びが出来ると思います、買い換えてみませんか??
  • 購入金額

    26,980円

  • 購入日

    2012年05月22日

  • 購入場所

コメント (8)

  • タコシーさん

    2012/08/04

    天板は不要輻射のシールドかと思ったら、防水なんですね
    いやはや、良くできています エビちゃんでもかわいいですよね 
    お疲れ様です 水槽観て涼んでください
  • pixyfileさん

    2012/08/04

    すげーww
    水温の変化が激しそうだけどwww
  • hideさん

    2012/08/04

    タコシー さん こんばんは・・・(^o^)
    そうなんです、防水と明るさ確保です、あと木製なんで、カビ防止です(実はこれが切実)

    初めはもっと簡単に作ろうと思っていましたが、だんだんはまって1ヶ月かかりました(^o^)
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