以前はSHマイコンというとSH3/SH4などのMMUを内蔵した200MHz前後の高速マイコンを連想していました。
ナビやPDA等にも採用され、そのパフォーマンスが活かされていたことが記憶に新しいです。
本ボードに搭載されるのはMMUを内蔵しないSH2シリーズの小型モデルTinyのMCUです。
一気に知名度が上がったのは、interface誌に付録されたためではないでしょうか?
実は私も雑誌付録からSH2-tinyデビューした口です。それまでSH3をメインに触ってきていました。
このサイズのマイコンで50MHzの高速動作はとても魅力的です。
SHアーキテクチャはクロック当たりのパフォーマンスはH8より優れているため、20MHzのH8の2.5倍以上の性能があります。
電源が3.3V系であるため、周辺デバイスを接続するのに面倒な感が否めず、そこは上手くハードを構成する必要がありますが、そこはトレードオフということで我慢できるでしょう。
MMCが直接接続できるのは逆にメリットかもしれません。
雑誌を購入した後、しばらく付録で遊びました。
その後、秋月で本ボードが発売され、秋月で買い物する機会があり、思わずカードに入れてしまいました。
いずれこの高速MCUはきっと重宝する!と、購入しましたが...。
後に雑誌付録でSH2Aを見てしまうと、やはり本ボードは見劣りしてしまいます。
SH2Aはハーバードアーキテクチャであるため、コードによってはさらに高速な動作ができる上、周辺デバイスもかなり進化きています。
これから使うならSH2Aでしょうが、残念ながら搭載されたマイコンボードが販売されていません。
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購入金額
2,400円
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購入日
不明
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購入場所
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