基本的には無線LANを経由してDLNAサーバーから楽曲を読み出すか、インターネットラジオを聴くだけに機能が絞られている製品です。それ以外にはステレオミニプラグによるライン入力がありますので、手持ちの音楽プレイヤーを接続することも可能にはなっています。
2007年発売と、DLNA対応機器としては古い方になる製品であり、正式にサポートされているDLNAサーバーは、VAIOのルームリンクだけとなっています。私の手元にはDLNAサーバー機能を持ったVAIOは無く、互換性などやや心配ではあったのですが、WindowsのファイルサーバーでTVersityを使って構成しているDLNAサーバーからも読み出しは可能でした。
無線LANはIEEE802.11b/gの対応です。世代的にIEEE802.11nに対応しないのは仕方ないでしょう。ただ、暗号形式はWEPだけではなくWPA/WPA2にも対応していますので、実用上問題は無いでしょう。
音質は特に語るほどのものではありませんが、ラジカセ的な製品である事を考えれば比較的低音も出ますし、まずまず悪くはありません。
ただ、2007年にDLNAプレイヤーという製品コンセプト自体が早すぎたのかもしれません。全く注目されることなく終わってしまった製品という感があります。
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購入金額
3,500円
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購入日
2012年03月08日
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購入場所
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