ANTEC NineHundred ABとほぼ同じサイズなのだが、持ち上げた時の重量感が明らかに違う。
カタログスペック上ではECA3252-Bの方が約3㎏も軽い。
重量差が示すとおり、剛性に差がある。
サイドパネルに左右から力を掛けた時のしなり具合が違う。
バリ処理に甘さがあるものの、加工精度は悪くはない。
パーツ設置時に特に不都合はなかった。
通気用のパンチング穴が多いので冷却力は高そうだ。
ただ、これは防塵性とのトレードオフであって、従前のケースよりもメンテナンスの頻度は増えるかもしれない。
底部の通気口だけにはメッシュフィルターが付属している。
気になる点としては2点ある。
1点目はフロントパネルの固定方法。
フロントパネルを前面に引っ張るとパカッと外れる仕組みになっているのだが、結構力を入れて引かなければ外れない。
プラスチック製のはめ込み式なので、いつか破損してしまわないかと心配になる。
2点目は、ケース背面のI/Oブラケットが捻じ切り式になっている点。
捻じ切った後には再利用はできない。
1本だけメッシュタイプのカバーが付属しているが、それ以上に必要であれば自分で購入しなければならない。
気になる点はあるが、USB3.0ポート×1、裏配線、HDDケージの着脱可、ツールフリーという近年のトレンドは押さえてある。
低価格でそれなりの機能を求めるのであれば、選択肢の1つとしても良いだろう。
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購入金額
3,878円
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購入日
2012年08月24日
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購入場所
TSUKUMO
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