子供の玩具にしていたノートPCが耐久限度に到達したので、代わりの低価格なノートPCを探していました。
価格的には上限3万5千円程度まで、液晶はワイド14インチ以上、キーボードは標準的なJIS配列、邪魔なテンキーが無い事、等の条件をクリアしているのが、この「dynabook Satellite B241」でした。
Satelliteの名が付いていますが、法人向けモデルでは無く個人向けモデルのようです。
最近のノートPCは、邪魔なテンキーが付いている物が多くて困りますが、このPCはテンキーが付いていないので良いですね。
値段が安い割には筐体の作りもしっかりしていて、リストレストに手を置いてキーを打っても筐体がたわんだりする感じはありません。
この辺りは流石東芝と言うべきでしょうか。
メーカー製PCの例に漏れる事無く、このPCにも使い道のない無駄なソフトが大量にバンドルされています。
そのため、初期セットアップ終了後に、先ずこれらのゴミを削除する所から始めなければなりません。
ドライバ関係以外は全部削除するくらいのつもりで良いと思いますが、そのゴミを削除するだけで1時間程度かかりました。
リカバリーの度にこの作業を行わなければならないのであれば、かなり面倒ですね。
幸いにもWindows7ですので、リカバリーが必要になる場面は先ず無いと思いますが。
殆どの物はプログラムの追加と削除から削除できますが、一部そこからでは削除できない物があり、それらは直接リンク先のフォルダを見て、フォルダ毎削除する必要があります。(ATOK等)
また、ブラウザ(IE)のお気に入りにも大量にゴミが登録されているので不要なら削除しておきましょう。
バッテリについては非常用のUPSだと割り切った方が良いです。
フル充電で2時間弱程度しか持たないので、常時コンセントから電源を取る据え置きノートだと思っておく方が良いですね。
液晶は視野角が狭くて、少し角度がずれると白飛びします。
色味は自分で結構調整しないとダメな気がします。
また、ノングレアではなく、グレア(てかてか)タイプのため、映り込みも発生します。
まぁ、この辺りは値段相応ですね。
ただ、動画視聴メインとかであればグレアタイプの方が発色が良く感じられるようですし、視野角については自身の目線に合わせれば良いだけなので、然程悲観する必要はありませんね。
電源コネクタは左側面奥に、USBやイヤホン端子は右側側面手前に、と言う配置になっています。
前述したようにバッテリでの運用は諦めた方が良いので、左側面奥には常に電源が刺さっている事になります。
ところが、電源コネクタはL字ではなく直線タイプなので、その分筐体左側にスペースを必要とします。
同様に、右側面もUSB機器(USB有線マウスとか)やイヤホンを刺そうとすると、そちらにもスペースが必要になります。
なので、筐体幅以上にスペースが必要になるので注意が必要です。
動作音はかなり静かだと感じました。
古いPCが爆音だったので余計に静かに感じるのでしょうけど。
唯一、光学ドライブが動作時に故障したのかと思うくらいの酷い動作音を発するので、これも非常用のドライブ(リカバリーディスクからリカバリーするのに使う程度)と割り切った方が良いですね。
処理速度的には、気になる点はありませんでした。
動画再生なども問題ありませんし、軽いオンラインゲーム等も十分遊べます。
ギガビットの有線LANと比べると、無線の速度はかなり遅いですが、数百MBクラスのファイルを頻繁にLAN内でコピーするとかでなければ問題ない程度の速度は確保できています。
バッテリーが致命的なので、デスクノートとして使うのが前提になります。
価格からすれば、筐体の作りもしっかりとしていて安心なので、後は液晶が妥協出来るかどうかでしょう。
バッテリーと液晶さえ妥協出来るなら、お買い得だと思います。
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購入金額
32,800円
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購入日
2012年03月17日
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購入場所
東芝ダイレクト
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