何度かご紹介しているファンキーなバンドFLYING KIDS。
彼らはイカ天こと「三宅裕司のいかすバンド天国」の初代グランドキングとして音楽界に現れ、
そのアクの強いボーカリスト浜崎貴司
のキャラクターとメンバーのグルーヴィな演奏で支持を受けた。そんな彼らも徐々にその音楽の方向性が変わっていく。ドロくさく熱い滾った初期のファンクから徐々に音楽的には洗練されたポップなモノに...特にこのアルバムの前々作“Communication”のあたりでCF曲にも使われるようなキャッチーさも手に入れた。
そんな彼らの10作目のアルバム。ポップな路線はさらに進めながら芯にもともとのファンキーさを上手く押し込めた楽曲。バランスが最高。「ディスカヴァリー」、ハイスピードな16ビートロックポップチューン。ランニングベースとバスドラムでリズムリードするAメロとスネアが入ってキャッチーなフレーズが繰り返されるサビ。左右ch端に散らされたキーボードやハイハット、2本のギターがダイナミックな演奏で際立つ!
「僕であるために」はハマザキの直球の歌い方とピアノのコード進行が印象的なJ-ポップ。ファンクの風味はほとんどなく、スキマスイッチ?コブクロ?って感じたけれど、歌詞のメッセージは相変わらずアツイ!!
「新しい自転車」はギター2本+タンバリンで始まるDoobies
の様なラグタイム風インスト。途中でコンガも入り盛り上がる。このバンドの良さは、この2人の方向性が違うギタリストの存在も大きいんだろうな。ポップ系のFLYING KIDSとしての一つの到達点。装丁もトレーシングペーパーへの歌詞印刷などシャレている。この後1枚のアルバムを残して一時解散、でも復活してまたアツイ歌を届けてくれてる!
中年の星?ww
【収録曲】
1. ハジマリ~イグニション
2. 快楽天国
3. ディスカヴァリー
4. 僕であるために
5. 少年の宝物
6. 真夏のブリザード
7. 新しい自転車
8. ブルー
9. ヘイ・ガール!~君を知りたい
10. 溢れる想いがあるかぎり
11. 暖炉
12. 真夜中の革命
13. オワラナイ オワリ~デイブレイク
「僕であるために」
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購入金額
3,000円
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購入日
1996年頃
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購入場所
eulerさん
2012/04/09
近くの学際でFLYING KIDSが来てたので聞いて買ってしまったCDです。
結構好きだったんですが解散されたと思ってたんですが、再結成してたんですね・・・
今度探してみるかな・・・
cybercatさん
2012/04/09
>近くの学際でFLYING KIDSが来てたので聞いて買ってしまったCDです。
なんと!うらやましい...
>再結成してたんですね・・・
そうです。それもオリジナルメンバーで。ただコーラスのじゅんちゃんこと浜谷淳子は不参加なので、ヤローばかりの所帯になってしまいましたが...