私のメインキーボードの一つがコレ。ELECOMのTK-U05FRD。
メンブレン式で19mmのキーピッチを備えつつ、テンキーを持ったキーボードとして最小クラスの筐体をもったギリギリキーボードだ。ペンタブレットと左手トラックボールを併用する私にはこの幅の小ささがとても都合がいい。
キー配列コンパクトタイプとしては素直で、PrintScreenキーを単独で持ち、キートップに埋め込まれたNumLockLEDギミックもお気に入り。そして意外とキータッチがしっかりしていて安さを感じない。占有面積が少ないという理由だけで選んだキーボードだったが、タッチ・配列共に私の使い方にピッタリのキーボードだったのだ。
しかしスポット生産だったのかあっという間に旧製品扱いに。このキーボードに慣れて「コレは予備を買っておいてもいいくらいだ」と思った時既に入手困難になっていた。
今のTK-U05FRDが壊れたら仕方ないのでまたキーボード探しが始まるだろうと思っていたのだが…中古通販でなにやら見覚えのある配列のキーボードを発見。
ギリギリまで切り詰めた本体に、キートップに埋め込まれたインジゲータLED。色とメーカー・型番こそ違えどどう見ても同等品だ。
検索するとユニットコムオリジナル製品として一時期販売されていたものらしく特徴もTK-U05FRDと完全に一致。ELECOMもどうせOEMだろうから、同じOEM元から供給された同等品とみて間違いないだろう。
中古通販という入力機器を購入するには悪条件だが、どちらにせよELECOM TK-U05FRDも今回のUNITOCOM UN-KEY105/Bも新品入手不能、今後チャンスがあるかどうかは判らない。わりと強気な価格(1500円)がついているし状態はさほど悪くないだろうと注文してみた。
案の定同時に注文したコレ↑と同じく新品といって差し支えない程の綺麗な状態だったが。
届いた現品は予想通りTK-U05FRDの同等品。程よいキータッチに38cmにも満たないコンパクトな筐体幅、そこそこシンプルな配列と全てが同じ。動作も確認し状態は申し分無い。
相違点を探す方が難しいのだが、一目でわかる筐体カラー(赤と黒)に対して、大きくその印象を変えているのがキートップの表記だ。
ELECOM TK-U05FRDはひらがな表記を省略し表記のフォントも落ち着いた独自のものになっている。またキー表記が純粋な白ではなく薄いグレーになっておりこれが派手な赤の筐体をフォローしているのだ。
一方今回のUNITOCOM UN-KEY105/Bは一般的なキートップ表記のそれで、定番のデザイン。キートップ表記でここまで全体の印象が変わるとは驚きだ。また面白い相違点としてインジゲータLEDのカラーがある。
ELECOM TK-U05FRDのグリーンのLEDに対してUNITOCOM UN-KEY105/BはレッドのLED。他がシンプルなデザインだけにレッドLEDを採用している点が際立つ。
後はもう本体形状からUSBケーブルの長さまで完全に同じ品だ。私は今回「同じモノ」が欲しかった訳なのでまさにパーフェクト。これで壊れてもしばらくは安心だ。
-
購入金額
1,500円
-
購入日
2012年07月頃
-
購入場所
駿河屋
きっちょむさん
2012/07/15
無理が無い変則さというか。
テンキーレスじゃ困るんだけど、
かといって、コンパクトも、無茶な変則も嫌だってひとによさそうですね。
下小川さん
2012/07/15
エレコム版で3000円、ユニットコム版で2000円という新品価格のわりに、中に金属板が入っていて剛性感があったりと、コスパはかなりいいんです…でも売ってない!
aoidiskさん
2012/07/16
かなり、イメージ変化しますね。
うち心地が良ければ、ちょっと変則であっても、
直になれてしまいますね。思い込みが大事ってところでしょうか?
良い質感ですね。
一段下がっているキーが コンパクトを より
際立たせていて、たまりませんね。
自分のと思えるような キーボードに出会えると、うれしくなります。
いいね。
下小川さん
2012/07/16
一段下がったカーソルキーがこのキーボード一番の特徴&変則配置なんですが、それでも無理やり小さいキーを使っていたり「ろ」キーが妙な場所にいっているものと比べると、普通のキーボードに近い感覚で打てて、しかも打ち心地がまさに自分にピッタリで嬉しいアイテムです。