2個のマウスが同じ机にあるとケーブルが絡まりまくるので片方を無線化したかった。無線光学レーザーマウスは電池の持ちが悪く、無線レーザーは当時まだ割高な上に自分好みの小型タイプが少なかった。そんな中、比較的廉価でレーザーで小ぶりなコレを発見し、物は試しと使い出したのがこのMA-NANOLS5S。
極小レシーバーにサイドスクロール付きホイール、進む/戻るボタンと一通りの機能を備え3000円切りはステキ。左右のグリップは滑り止め素材がついているので握った感じもいい。
さすが電池の持ちを謡う省エネレーザーモデルだけあって、付属のアルカリ電池がなくなるまで半年かかった。
また電池蓋内部には極小レシーバーの収納庫があり、電池フタは紛失しないようにフィルムでぶらさがるカタチになっている。この収納庫、パソコンに挿しっぱなしにするならともかくある程度繋ぎなおす事がある場合は紛失防止にかなり役立つ。
付属の常駐ドライバも上下・サイドスクロール速度等をある程度設定できるし、標準ドライバでもサイドスクロール以外はとりあえず操作可能なので出先でちょっと繋ぐのにも向いている。
ただ当然難点もいくつかあり、顕著なのはやはり「戻る/進む」ボタンの位置。この手のボタンは大抵側面に配され、親指で操作するように出来ているのだが、このマウスは天面に配されており人差し指で操作する。
それまで使っていたマウスが親指操作タイプ…というか手持ちのマウスだと唯一コイツだけが人差し指タイプ。慣れれば問題ないのだが複数のマウスを扱う時は一瞬迷う。
あと細かい難点を言えば、背面の2.4Ghzマークがデコボコしていて汚れが挟まりやすく見栄えがよろしくない点と、思いっきり電池がオフセットされるので重量級のエネループを突っ込むとバランスが崩れるくらいか。まあ電池の持ちがいいのでエネループライト等にする手はある。
しかしコイツは早々にメインPCから外される事になる。不満点があったからではなく、小柄で極小レシーバー、そしてサイドスクロールを持つという点が画面解像度の低い持ち歩き用ノートPC用にピッタリだったからだ。
持ち歩き用として現在は単四エネループライト&変換アダプタという超軽量バッテリーにしているが使用時間が減ったのもあり交換(充電)頻度は4ヶ月以上のスパンだ。また持ち歩きで落っことしたり乱暴に扱っているが私の個体は当たりなのか頑丈だ。
これで無線マウスの便利さに味をしめてしまい、未登録含めその後も続々と無線マウスを増やしてしまい、家がネズミ屋敷と化す。
最初の無線マウスだけに、その後買ったマウスは無意識にコレと比べる事になっている。持ちやすさや電池の持ち、レシーバーサイズと収納部、電源スイッチにサイドスクロール機能の有無などなど、ついついコレを基準に考えてしまう。
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購入金額
2,800円
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購入日
2010年頃
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購入場所
harmankardonさん
2012/04/04
きっちょむさん
2012/04/04
下小川さん
2012/04/04
レシーバーシャッフルゲームができるよ!