KIICHI-YOこと横山輝一。主に1980年代から1990年代に書けて活躍、自身も多くの作品を発表したが、他者への楽曲提供が多く、ZOOや初期EXILE、MAXなどダンサブルでソウルファンク系のグループやアイドルに曲を書いた。
イメージとしては、久保田利伸のファンキーさに
中西圭三のキャッチーさ
角松敏生のアレンジ力
を併せ持つようなところがある。足して3で割った感じ?
「EX GIRLFRIEND」はオブリガードで入るブラスのラインがキャッチーだ。中間部のラップは日本人離れしている。オール打ち込みのバックが唯一の「生」である彼の声を引き立たせている。
「Limit」。中間部のサックスソロとそのバックのギターのリズムカッティングがイカしてる曲。横山の声はパワーがある。ちょっちパワー全開過ぎて一本調子だけれどww
「ALWAYS」。他の打ち込みベースのカタイ曲とは打って変わって、生ギターとヴァイオリン、生ピ、ドラムにベースの少しカントリーチックなミディアムテンポチューン。横山の声の表現力が一番感じられる。
この盤は名前通り彼のシングル集。様々なキャッチーな曲が聴けるけれど、ポリスター時代6年を網羅しているため、少し前半と後半の空気が違うのが判るのがちょっと...でも、いま改めて聴くと、彼のやりたかったこと、彼のやってきたことは今の音楽シーンでは当たり前のこと。偉大なる先駆者の一人。そういう意味ではもっと評価されてしかるべき人だと思うけれど、今彼はファンクラブ限定リリース盤など活動範囲を絞ってきている。まだ、枯れ切るには早いと思うのだけれど...
【収録曲】
1. Come On D.C.
2. EX GIRLFRIEND
3. Get Love
4. Lovin' You
5. SOMEDAY
6. I'm Missin' You
7. Limit
8. Too Late
9. Try My Love
10. FOR YOUR LOVE
11. COOL DOWN
12. ALWAYS
13. snow-white-snow
「Limit」
(以前の)事務所HP
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購入金額
3,000円
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購入日
1996年頃
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購入場所
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