レビューメディア「ジグソー」

NASであることを感じさせない一台!

HDL-A2.jpg
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まず初めに今回I-O DATA Review Challenge 超高速 LAN接続型ハードディスク HDL-Aシリーズ
に選出いただき、I-O DATA 超高速 LAN接続型ハードディスク 2.0TB HDL-A2.0を
レビューする機会をくださり本当にありがとうございます。
関係者の皆様に感謝申し上げます。
HDL-A2.0.jpg
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今回いただいたHDL-A2.0の外箱はこのようなパッケージで
超高速、リード速度が約90MB/sというのを大きく表示しています。
やはり速度というところはこの製品でもっともアピールしたいとこなのだと思います。

箱を開けて中身を開けて製品内容を見て見ましょう、
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中身は
HDL-A2.0本体
マニュアル5つ
ドライバCD
LANケーブル
ACアダプタ
となっています。

本体は縦置きだけでなく横置きにも対応しているうえ、
大きさもBDのケース三枚程度の大きさでとてもコンパクトなので置き場所に困ることも
ないと思います。
IMG_5740.jpg
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裏面はこのようになっており、冷却用ファンをはじめ、電源ボタンやUSBポート、
LANポートなどがあります。
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冷却用ファンは小さいので使用する前は高い音が出るのかな?
と思っていたのですが思っていたよりはかなり静音の分類に入ると思います。
むしろHDDのカチカチ音のほうがよく聞こえますw
その他にもDCケーブルが抜けるのを防ぐためのケーブルフックもあるので
ケーブルが抜けにくくなっているので不意な動作でケーブルが抜けることは無いと思います。

それではこの製品を使用できる状態にセットアップしましょう。
まずはLANケーブルと電源ケーブルを本体に差し込みます。
HDL-A2.0 4.jpg
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そして本体の電源ボタンの押し、HDL-A2.0を起動させます。
ピーと言う音がなり、グリーンのLEDが光っていれば起動完了です。
次はPC側から設定します。
本製品に付属しているCD-ROMを開き、autorunを実行します。
landisk.jpg
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実行したらこのようなウィンドウが開くのでその左上のMagical Finderを開きます。
landisk2.jpg
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NASがきちんと起動されていたらMagical Finder上にデバイス名Landisk-MACアドレスの
下6桁が表示されています。
もしNASのIPアドレスを指定したい場合はIP設定、必要ない場合はブラウザをクリックし、次に進みます。
IP設定をクリックした場合このようなウィンドウが表示され、アドレスに関する設定が変更可能です。
landisk3.jpg
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Magical Finderのブラウザをクリックしたら既定のプログラムで決められているブラウザで
このような画面が表示されます。
landisk4.jpg
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初期状態ではパスワードは設定されていないので何も入力することなくログインできます。
とりあえず最初にNASが使用できる状態に設定したいので「はじめての設定」を選びます。
setting_nas.JPG
setting_nas.JPG


landisk5.jpg
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LAN DISKの名前やIPアドレス等にこだわる必要がない場合は次へを押すだけではじめての設定は
終了し、NASとして使用できるようになります。
マイネットワークにlandiskの名前が表示されるので、
landisk内のdiskフォルダに右クリックからネットワークドライブの割り当てを
してマイコンピューターから表示できるようにしておくほうが便利だと思います。

HDL-A2.0 speed.jpg
HDL-A2.0 speed.jpg

NASとして使用できるようになったところでまずは指定されたレビュー内容にあるように
HDL-A2.0の転送速度などについてレビューしたいと思いいます。
読み込み速度90MB/s以上と言っているだけに実際はどうなのでしょうか、
転送速度を測定するといえばまずはCrystalDiskMarkでしょう、
LANDISKに対してCrystalDiskMarkを1000MBで測定したところ
landiskspeed1.jpg
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通常のUSB外付けHDDなどに比べると確かに早いもののパッケージの90MB/sには
遠い結果に、これは何かあるはずだ、と、パッケージを読み直すと
読み込み速度90MB/sと書いてある下に測定方法が記載されていて、
4GBファイルをsamba転送を行い、コピーにかかる時間を10回測定しての平均値
と書かれていました。samba?要はフツーにファイルコピーすればいいのか、と
試しに1.5GBくらいの動画を転送してみたところ
landiskspeed3.jpg
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104MB/s!内蔵のハードディスクと大差ない結果です。
しかしこれはあくまでも瞬間的な結果で、だいたいは80~100MB/sの間を行き来するような
形になります。ネットワーク内のトラフィックによってかなり変わります。
しかし90MB/sという数値は本当で、体感としても不快に感じることなく使用することができました。
ちなみに新しくなったwindows8のコピー機能を使ってコピー速度を見てみたところ
windows8copy.jpg
windows8copy.jpg

こちらの方ではあまりwindows7のようなスピードにはならないものの使用する文には
文句ない性能を出してくれました。
電力面からも見てみたところ
landisk電力.jpg
landisk電力.jpg

コピー時でも11.2wとかなり低いです。
ファイル共有目的ならホームサーバーとか組むよりこっちのほうが断然いいんじゃないか
と思いました。
全体的に見て、初めて使用するときもスムーズにデータ移行ができたので
とても使用しやすかったです。


Remote Link2.jpg
Remote Link2.jpg

2つめのレビュー内容はスマートフォンやパソコンを使って、外出先からのファイルアクセス
についてレビューという内容で、外出先からlandiskにアクセスするたにはRemote Link2という機能を
使います。まずはそのための設定からして行きましょう。
こちらも設定は簡単で先ほどやったようにブラウザからlandiskにアクセスしログインします。
そこから詳細設定→サービス→Remote Link2設定と進みます。
Remote Link2_1.jpg
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そして接続名とパスワードを入力します。それ以外は特にデフォルト状態でも問題ありません。
そして確認と進みOKを押せば基本的な設定は終了です。
nas_user.jpg
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それともう一つ必要なのはユーザー設定です。
こちらも新規ユーザーのところからユーザー名とパスワードを設定するだけで完了です。
早速NASに接続してみましょう。
iphoneやアンドロイドなどのスマートフォンやPCからブラウザで
http://rm2.iobb.net/
にアクセスします。
Remote Link2_2.jpg
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そして先程設定した接続名を入力し、接続するをクリックします。
すると次のような画面になるのでそこに今度はユーザー名とパスワードを入力、
SSL暗号化する場合はチェックを入れログインします。
Remote Link2_3.JPG
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アンドロイド端末からログインした場合はこのような感じ
IMG_6059.jpg
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pcから接続し、ファイルを少し開いた場合はこんな感じ
Remote Link2_4.JPG
Remote Link2_4.JPG

iphone4sからの方は動画にまとめました。



このムービはyoutubeにあるHD動画をDLし、iphoneで再生可能なMP4形式に
変換しています。ビットレートは2.5MB/sとそれなりにあるのですがwifi環境では
上の動画のようにスクラブ再生ができるほど快適に再生できます。
wifi環境で使用していて思ったのですがIpadやipod touchなど比較的自宅で使用する機会の多い
端末では十分にストレージとして使用できるのでは?と思いました。
ipadの16GBモデルと64GBモデルとの差額でこのNASの1TBもでるなら十分に買えるので
1TBのストレージ容量のipad、やipod touchとして使用できると思います。
しかし快適に使えるの言ってもそれはwifi環境でのことで外での移動中に
アクセスしてみたところ大阪市内などの街中では動画はまず無理で、写真が限界
という結果になりました。やはり通信の安定性と言う所がネックになります。
ビットレートを抑えた動画などではまた結果は違ってくると思いますが3G回線からでは
少しきつかったです。
それと全体的にテキストベースでサムネイル表示されないところと
なによりこの機能をONにしているときは省電力モードがOFFになりHDDが24時間
動いたままになるところは改善して欲しいと思いました。サムネイルを表示するのON、OFF機能と
Remote Link2を利用する設定でも省電力モードが効くように、それかこの時間から
この時間までは電源をOFFなどといったタイムスケジュール機能をつけて欲しいと思いました。
とてもいい製品なだけにこれはぜひファームウェアアップデートして欲しいと思いました。

netUSB.jpg
netUSB.jpg

net.USBはUSB接続のデバイスをネットワークを介し共有する機能です。
これを利用すれば例えば無線非対応のプリンターもLAN経由することで無線プリント
することもできるようになります。
こんかいはI-O DATEさんの地上デジタル放送対応TVキャプチャー GV-TV100
を利用してみたいと思います。


まずはnet.USBの設定をしましょう。
Remote Link2の時と同じようにブラウザからlandiskにアクセスしログインします。
そこから詳細設定→サービス→USBポート設定と進みます。
netUSB1.JPG
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USB1ポートをnet.USBに変更しました。
これで本体上の設定は終了で、あとはクライアント側にソフトをいれるだけです。
http://www.iodata.jp/lib/product/n/3354.htm
I-O DATEさんのサポートからnet.USB クライアントをダウンロード、インストールします。
net.jpg
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net1.jpg
net1.jpg

基本的につぎだけを押していればインストールは完了し、net.USBが起動します。
自分一人で使用する場合と多人数で共有する場合によって変えておいたほうがいい設定があるので
ここだけ見ておいたほうがいいと思います。
そしてこれがnet.USBクライアントの画面、
net4.jpg
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本体のUSBポートに接続されたデバイスにLAN経由で接続できます。
チューナーをつないで色々試してみたのですが何故か認識できず
使用することができませんでした。I-O DATEさんのホームページではチューナーを
接続しているので、なにか他の問題があるのでしょうか、チューナーでも非対応のものがあるとか、
チューナーのIOの製品だけにチョット残念でした。
代わりにSDカードをUSBリーダーにつけて差し込んだところ全く問題なく接続することが
出来ました。


ベンチマークも
netusb5.png
netusb5.png

という結果になり、USBで直接つないだ時に比べるとリード性能が
落ちているものの問題なく使用することが出来ました。
ですがUSBポートが裏側にあることも考えたらよく抜き差しするデバイスよりも
USBハードディスクやチューナーなどの据え置き型のデバイスを対象にしているのだと思います。
もしIOさんがよく抜き差しするようなデバイスも対象にした形にするのんであれば
フロント側にもUSBポートがある方が便利になるのでは?と思いました。



HDL-A2.0 end.jpg
HDL-A2.0 end.jpg


初めてのNASということもありましたが導入もスムーズで
とても簡単にインストールすることが出来ました。
NASでファイル共有がしたいんだ、という方にはスピードが早い分
とてもおすすめ出来る製品だと思います。
しかしiphoneからバリバリNASに繋ぎたい、といった方は
省電力モードが使えなくなるなどのデメリットも考えてから購入されたほうが
いいのかもしれません。バックアップがあるのであれば別ですが、
自分としてはこのNASを写真と動画の保存に利用したいと思っています。
ローカル内だけの利用でしたら省電力モードも効いてくれるため
HDDの寿命もそれなりに大丈夫だと思うからです。
最後まで読んでくれたみなさまありがとうございました。

コメント (6)

  • リーダーさん

    2012/04/06

    レビューお疲れ様です(^^

    うちはWHS2011鯖マシンがあるんで、そこでファイル共有させてましたから
    これには応募しなかったんですけど・・・
    このNASはファイルの転送速度早いですね(^^
    写真や動画をiPhoneでとかは遠い家の親族に見せる時とか
    いかがですかねw
  • phenom7さん

    2012/04/06

    リーダーさんコメントありがとうございます。

    家族はipad持っているのでそういうのはとても便利そうでいいですね、
    速さは最高です。
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