レビューメディア「ジグソー」

初飛行から今年で40年!それでも進化を続ける最強の機体

F-15シリーズを網羅した写真集です。
当時はマクダネル・ダグラスでしたが、その後の合併でボーイングになっています。
1972年の初飛行から、1976年の配備などを経て、現在でも6か国(F-15 4, F-15E 5)で運用されており、戦闘での損失0という記録をもったシリーズです。

1ページ目がF-15Eストライクイーグル。
ロービジ塗装と、エンジン回りのチタンがカッコいいです。

左上が、F-15Eの後席 WSO(Weapon System Officer: 兵装システム士官)席、
左下が前席のHUD
右が F-15Eの前席のシミュレーター
見てもわかる通りグラスコクピットに進化する途中の機体であり、アビオニクスに押しつぶされそう。
F-22、F-35などの進化したグラスコクピット機とはまったく雰囲気が違います。


史村翔 作、新谷かおる 画のマンガ、ファントム無頼に登場する 第7航空団 305飛行隊の百里基地所属機(62-8866)です。

305空のテールマーク 梅丸は、水戸の梅と日の丸をあしらったデザインです。

もともとはF-104部隊で1978年12月1日に解散した206空のものですが、同日発足したF-4EJ部隊の305空に引き継がれました。

「ファントム無頼」作中でもF-4EJを装備しており、網膜剥離で視力を失ってリタイアする鬼教官のために、スモークで空に梅を描くシーンがあり、視力を失ったことを元教え子たちには伝えてなかったのですが、教官は音が XXふらついてるぞ、おそいぞ!とか言っていたのが印象的でした。

なお、305空は1993年8月2日をもって、F-4EJから機種改変でF-15部隊となりましたが、このときには部隊Noに変更はありませんでした。


百里基地にはF-15Jを装備する204空も所在していましたが、現在は那覇基地へ移動しています。
204空はもともと新田原基地所属のF-104部隊で、F-15への機種改変と百里への移動でテールマークをイーグルをモチーフにしています。
この本によると、昭和59年に移動時に、移動する可能性を考えて 305空などの地域性のあるものではなく、イーグルを選んだとのこと。
実際に305空は移動せず、204空は移動したのですが、準備が良かったというか、それゆえ移動対象になったのかはわかりませんね。

レジストナンバー 62-8866 066号機(1986/01登録)は、現在305空ではなく、千歳基地の203空所属機になっているようです。

そうそう、最後に、史村翔=北斗の拳の武論尊ですよ。
  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2012年03月20日

  • 購入場所

20人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • mickeyさん

    2012/03/20

    確か自分も持っていた記憶があります(^^)
    はにゃさんのもちものには、奇遇が多いですw
  • はにゃさん

    2012/03/20

    mickeyさん

    おお!かぶりましたか。
    そういえば、航空ファンってイラストレイテッドって出してないんですかね。

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