モバイル端末でのAndroidはARMアーキテクチャのCPU上で動作しますが、それをPC上(x86アーキテクチャ)で動作させようというプロジェクトがAndroid-x86です。
以前、VMWareにインストールし、「おおぉ」と言って終わっていましたが、今回NUCのレビューテーマの一環でネイティブで動作させようと考え、ビルドからチャレンジしました。
詳細はNUCのレビューを参照して頂きたいと思いますが、Androidのビルドには64bitのLinux環境が必要で、それを準備するところからの作業となりました。
①Linuxのインストール
②ビルド環境に必要なツールのインストール
③ソースの取得
④ビルド
⑤イメージの書き込み(今回はUSBメモリ)
⑥起動
⑦内蔵ストレージにインストール
手順としては上記の流れになりましたが、ビルドには気の遠くなるような時間(云時間)を要します。
当然、ソース・ビルド生成物はかなりの容量になります。Linux用に40GBを確保していましたが、2環境分を同時にダウンロード・ビルドしようとしたところ、容量がパンクしました。
今回は、Android 4.0(IceCream Sandwitch)をターゲットとしましたが、Android 4.1~4.2(Jelly Beans)も提供されており、いずれそちらも試したいと思います。
ビルドしたイメージで起動したところ、エラーメッセージが頻発して使い物になりません。
Android-x86ではビルド済みのイメージも提供しており、それをVMWareにインストールした際は、特にエラーメッセージがでることもなく正常(?)に動作していたため、私のビルド方法に問題があるのかもしれません。
スティック型Android端末や、3000円PCこと「Raspberry PI」でもAndroidが動作しているため、わざわざ高級・高速なx86 CPUでAndroidを動作させる必要はないかもしれません。
ただ、その点は、良くも悪くも趣味のOSと呼ばれるAndroidゆえの楽しみだと思います。
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もちもの名称としては、ASUSノート用のモノになっていますが、これも含めた形のソース一式を入手したということで、本品で登録させて頂きました。
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購入金額
0円
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購入日
2013年04月頃
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購入場所
カーリーさん
2013/05/14
しばさん
2013/05/14
Raspberry pi, 実は私も気になってて欲しい今日この頃。軍資金貯蓄せねば!w
蒼-aoi-さん
2013/05/15
おっ、そうですか!それは朗報です。
とりあえず、環境整備後にリトライする予定ですが、まずはビルド済みisoイメージでの動作確認を行いたいと思います。
しばさん>
現行モデルは私が手にした時からメモリが倍増(512MB)になっていますが、価格据え置きです。
少しお安いType-Aも取扱いはじめていますので、有線LANが不要とか、OTGを試したい人はType-Aにしても良いかもしれませんね。
カーリーさん
2013/05/16
http://tabletsx86.org/
ここからEthernet組み込み済のものDLしての利用です。
ただ現在はwindowsとandoroidの切り替えが面倒なので
サブモニタつないでwindows上でBluestacks使用中です。
蒼-aoi-さん
2013/05/16
なるほど、こういうものがあるのですね!
ちょっと試してみたいですね...手に負えなくなるのが必至なくらい構想(妄想?)が膨らみます(笑)