以前ならワープロソフトと言えば一太郎ということで、大抵のPCユーザーがとりあえず一太郎を持っていたので困らなかったのですが、最近ではワープロと言えばほぼMicrosoft Wordであり、一太郎を好んで使っているのはWindows95以前からPCに親しんでいた層に限られてしまっているように思えます。
私自身「一太郎2012 承」と「Microsoft Word 2010」を使い比べてみれば、日本語文書の作成ツールとしては一太郎の方がずっと良く出来ているとは思っていますが、現実問題としては9割方Microsoft Wordの方を使ってしまいます。これは単純に、文書のやりとりを複数人で行うときに、デファクトスタンダードであるMicrosoft Wordのファイルでやりとりせざるを得ないためです。従って、Word形式といっても未だにWord 2003までの標準形式であった「.doc」でのやりとりとなります。
もっとも、個人的には最近の一太郎は使い勝手の向上を追求しすぎるあまり、少しお節介に感じる部分も見受けられます。初めて使うユーザーは良く配慮されていることに感心するかもしれませんが、旧来のユーザーは自分が使う範囲の機能は探さなくても手が覚えているという状態でしょうからね。
一方で、Microsoft Wordも最近では十分に進歩したと思いますが、未だに勝負にならないほどの出来の差を感じるのはIMEの部分です。ATOKで入力しているときであれば、短い文章であれば一文丸ごとを入力してしまっても再変換を必要とする部分はあまりないのですが、MS-IMEで入力していると文節毎に変換していないと不安が残りますからね。
一太郎はなかなか使う機会が無くても、ATOKは日常的な入力全てに使われるものですから、結局バージョンアップ毎に買い換えるという習慣が身についてしまっています。ATOKを年間ライセンスで買えば安く上がるのは事実なのですが、開発費の足しにしていただくためにも極力パッケージ版の一太郎で買うことにしています。
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購入金額
15,000円
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購入日
2012年02月11日
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購入場所
aoidiskさん
2013/06/15
ATOKいいですよね、使いやすいです。
一太郎、職場では、勢力を二分してます。
※一太郎を導入した同僚がいなくなったので、今後どうなるかは?
やっぱりWordかな?
jive9821さん
2013/06/15
PCを使い始めて以来、常にATOKを使い続けてきましたので、ATOKの変換水準を当たり前と思ってしまい、MS-IMEを物足りなく思ってしまうのです。意識的にATOKを導入していないPCもあるのですが、やはり文章を打つ気になれないのです。
私の場合は仕事では回りが全てWordなので、一太郎が勢力として保たれているのはある意味羨ましいです。