●目次
1. 16ビット・マイクロプロセッサ入門
2. MC68000の構成
3. メモリの構成
4. 入/出力の構成
5. アドレッシング・モード
6. 例外処理
7. 命令セット
8. システムの構成
9. 周辺ファミリ・チップ
10. MC68000開発装置
11. 開発ソフトウェア/リアルタイム・モニタ
12. MC68000の将来の発展の方向
第1版第1刷 発行が昭和58年10月1日 1983年ですから、29年前の本です。
この本とトラ技の68Kボードコンピュータ製作記事をみて、学習しました。
高級言語のコンパイラのための命令セットを考えられていたことで、Z80や8086にくらべてコードは書きやすかったですね。
Z80や8086の命令セットときたら…もうぐったりでした。
186での改良で少しましになり、386の32bitコードになって直交性も少しましになりますが…
ちなみに、68000が仮想記憶を素直に実現できないこと、68010ではできることがさらっと書いてあります。
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購入金額
2,200円
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購入日
1985年頃
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購入場所
退会したユーザーさん
2012/02/09
68060 の開発が遅れなかったら、Macintosh もPPCに浮気しなかったかな?
はにゃさん
2012/02/09
68Kはあの当時としてはいいCPUだったと思います。
68030でSunが見切りをつけてましたし、Appleだけでモトローラへ改善要求しつづけられるだけの調達量はなかったでしょうから、060が早かったとしてもPPCへ遷移したと思いますよ。
モトローラ/IBMだって Appleだけのために PPCを維持しようとはしなかったわけですしね。
x86がWindowsのおかげで長期に需要が続きましたし、一時期存在した競合相手(NEC, Cyrix, Nexgen, AMD, NS...)が技術進歩をもたらしてましたから、例外的にここまで長期にコードセットを引っ張れただけで、PCレベルで使えそうなアーキテクチャはこの四半世紀で淘汰されちゃいましたね。