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健康保険によって結構違う、その特典

会社が加入している健康保険組合がセントラルスポーツの法人加入の事業を行っていたので、無料で作れた。裏面は顔写真と加入法人番号など。私の健保の契約では1日につき1,000円でプールやジム、サウナなどを自由に利用できる。


日本は国民皆保険なので必ず健康保険には加入しなければならないが、健康保険の種類によって実は条件が大きく違う。大きくわけて健康保険には3種類ある。
①自営業・フリーターなどが加入する「国民健康保険」
②中小企業のサラリーマンが加入する「協会けんぽ」
③比較的大きな会社、もしくは同業種で集まって設立する「健康保険組合」

このなかで条件がよいのは③の健康保険組合だ。健保組合の財政状況によるが、法律で定められた給付以外に追加の手当て・給付があったり、人間ドックやインフルエンザの予防接種に補助が出たりする。私が無料で会員になれたのも健保組合が「健康を守るために運動してください」ということで、フィットネスクラブと契約していたから。

追加の手当て・給付やどのような事業を行っているかは健保組合によってかなり違う。たとえば有名なものでは「関東ITソフトウェア健康保険組合」の場合、保養施設、ゴルフ場、レストラン、会議室などの契約施設が割引料金で利用でき、なんと旅行センターまである。追加の給付についても充実していて、2万円以上の医療費は全額が健保もちで、出産時の手当ても法定の42万円に加えて9万円が追加される。ここまで給付と事業がいいのは、IT系の会社が集まっているので健保の加入者の平均年齢が若くて収入も多いため、保険料収入が多く医療費がかからず財政的に余裕があるからだ。

保険料の違いも大きい。健康保険の保険料は給料・賞与に保険料率をかけて求めるが、協会けんぽではその保険料率が9.5%(地域ごとに違う)。この半分を会社が負担し、残りを加入している人が負担する。銀行系やIT系など、加入者の収入が多く若くて医療費が少ない健保組合では、この保険料率が3~4%代ととても安い。逆に収入が少なく高齢な人の多い場合は、協会けんぽと保険料率が変わらないどころか、健保組合が解散してしまうこともある(その場合は協会けんぽに加入する)。

就職するのに健康保険まで気にする人はなかなかいないと思うが、隠れた特典なので頭の片隅に入れておくといいかもしれない。
  • 購入金額

    0円

  • 購入日

    2012年02月08日

  • 購入場所

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