ここ数年、自作win機ばかりを使い、もはや部屋のデザインと化したPowerMacG5。

昔、仕事でMacを使ってたせいか、今でも写真処理などの作業は無意識にMacを立ち上げてしまう。

柔らかいインターフェース等、もう10年くらい前のシステムにも関わらず起動させたときにホッとさせされるのはさすがである。

先日から無線LAN関係のレビューを２つ書く機会を与えてもらったのだが、実はG5はネットに繋がっていないスタンドアローン機。。（だって、本当にインテリアと化してたんだもん）

先日のレビューはこちら

と

こんなのレビューした後だと、イラレ・フォトショを使いながらネットが見れないのは、やっぱり不便だなと。

で、２ｍ長のLANケーブル買いに行こうとして思いとどまり、“ここは無線でしょ”と。（笑）

部屋にケーブルがこれ以上増えるのも考え物だし。

で、設置している無線LANメーカーのものを買おうと調べたら、なんとMac対応してないじゃない！なぬ～

で、見つけたのが本機。

こだわったケーブル買うほうがよっぽど高いのでは？と思わせるお値段。本当に大丈夫なのかなぁ。さて、今回のチョイス、、吉と出るか凶と出るか。果たして、お値段以上なのか？

アマゾンから届いた本機がこちら。

安いので、“外観、ちゃちいだろうな”と思いきや、なかなかのパッケージ。

ブリスターパッケージに、本体と、保証書・マニュアル・ドライバCDが付属。

本体サイズは、かなり小さく“大丈夫か？”と思うほど簡素なデザイン。所有してる、どのUSBメモリよりも小さい。ちなみに、丸いボタンは“WPSボタン”。

・・・ところが、、です。

パッケージを眺めてて、たら～っと背中に汗が。

えっ？Mac対応じゃない？？？商品の型番を間違えた？？

急いでHPをチェック！

・・・HP上では、思いっきり対応してるじゃないですか、もう。

メーカーさん、お願いしますよ。

早速、マニュアルとにらめっこ。。

・・・にらめっこ。

・・・・・・もう一度、にらめっこ。

・・・・・むむむ、、Mac用のマニュアル部分がどこにも書いてない！！

不安に駆られて、再度HPをチェック。

なるほど、Mac用はドライバもマニュアルも“HPから落とすべし”ってことなのね。。（涙）

ちなみに、付属のCDの中にもドライバは入ってませんでした。（涙）

そうだった、、Mac使いはこういうときに疎外されてナンボももんじゃい、、でしたわ。

ふんふん、、マニュアル長いのでDLしてUSBメモリに移して、Mac上で参照しながら接続だな～って思ってると、、G5のUSB差込口背面が２つしかなくて、マウスのレシーバと本機を挿すと満員で。

追い討ちをかけるかのように、キーボードにUSBメモリ挿すと“電源不足です”のアラートが。（涙）

仕方ないので、スマホでマニュアルを見ながら設定をすることに。こういうとき、手軽に使えるデバイスは重宝します。

早速、落としてきたドライバをインストール。（本機を挿す前にUSBメモリからコピーしておきました。）

スマホ片手にマニュアルを見ながら、設定すること3分程度。（手順はマニュアル参照。ちと長いので。）そこまで難しくなく、回線の知識がなくても大丈夫でした。

ただ、無線ルーターの“KEY入力”は無線ルータ裏を参照。ちなみに、ここでもスマホが活躍。

写真を撮って手入力。

ステータスが“接続中”に変われば、大成功。

気になる速度は、下りで67.37Mbpsくらいが平均値。

ちょっとネットを参照するくらいなら文句のない速度。　というか、全然優等生。

何度か再起動して、安定した接続が可能かを試しましたが、、

結果は、何の問題もなく繋がりました。

【結果】

良い点

・とにかく価格が安い。

・LANケーブルと同等の価格と、安価である。

・動作も安定しており、サイズも小さく問題なし。

・設定も、そこまで難しくない。

悪い点

・Mac対応しているから購入したのだが、パッケージにも堂々と対応を謳って欲しい。

・ドライバ、マニュアルをCDに収録して欲しい。（別ネット環境がなかったら、設定は厳しいかも。）

【まとめ】

とにかく、千円程度でこのクオリティは素晴らしい。

部屋をケーブルで乱すことなく、一度繋がれば2度目からはスムーズなインターネット接続が可能に。

OS的にも取り残されたPower Mac G5でスマートなインターネット接続をするためにこの商品はgood choiceです。