●背面カバー
付属している専用の背面カバーの塗装は純正カラーより若干明るい色ですが光沢仕上げになっていて質感は良好。指紋の跡は目立ちますが塗装面はしっかりしているのでクロスで拭いても傷が付きにくいようです。
バッテリー部分のゴムパッキンなどは設置されていないので防水機能は完全に無効化します。急速充電用の端子部分に穴が設置されていますが厚みがあるのでF-05D付属の純正スタンドは利用できません。残念なことに急速充電も利用できなくなります。
背面カバーは成型の段階で問題があるのか中央がやや膨らんでいるため反しが3~4つほどはまらず0.2mmくらい浮いてしまいます。ギリギリ固定出来ていますが背面カバーが脱落してしまわないかと心配です。この辺は純正品ではないので仕方ないといったところでしょうか。
●バッテリー
3400mAhの大容量バッテリーは標準バッテリーの2.5倍程度の厚みがあります。低価格で販売されているSC-02C用の大容量バッテリーと似ているので中身(製造会社)は同じかもしれません。
内蔵しているのは日本製のセルではないと思うので実際の容量と寿命の面でやや不安ですが純正の2倍程度の容量はあると思います。
●感想
F-05Dはウェブブラウズでもモリモリバッテリーが減っていくので流石に厳しいので試しに導入してみました。
背面カバーの成型に難有りのためお勧めとは言い難い面もありますが今後改良版や同様のコンセプトの他社製品もリリースされる可能性もあるので、それまでのつなぎとして考えれば悪くないと思います。
もうひとつのデメリットとしてF-05D用に販売されているカバー類が取り付けできなくなるのでラフに使いたいという方には向きません。(専用TPUケース付の販売に期待・・・)
”モバブなどの外部バッテリーを使わずに内部バッテリーの残量を気にしないでF-05D使いたい!”という方にお勧めです。
●専用背面カバー(蓋)の形状修正
専用背面カバーは加工精度が悪いのか左右の中央付近が膨らんでいて本体に固定する反しが全てはまらず一部が浮いてしまいます。大容量バッテリーの固定がイマイチで簡単に外れてしまう構造のため、大容量バッテリーの重さに耐えられず背面カバーごと脱落してしまうのではないかと心配でした。
先日amazonのこの商品のコメント欄を見ていると”ライターの火であぶって補正しました”という方がいたので真似してみることに。
写真の黄色で囲んである部分が0..5mm程度外側に膨らんでいます。
( 補足:写真のバッテリーカバーは補正済みですm(_ _)m )
ライターの火で左右の湾曲している中央付近(写真の赤く囲んでいる部分)を内側から0.5~1.5秒程度温めて机などの平らな面に塗装面を押し当てて平らになるように固定します。
5~10秒ほど経過するとバッテリーカバーから熱が抜けますので一度携帯にはめてみてダメならもう一度補正を繰り返すと1~3回できちんと反しがはまるようになりました。(写真は繋ぎ目が目立つように明るくしています。)
コツは火であぶりすぎない事と面倒でも何度か繰り返して補正する事です。ライターの火でバッテリーカバーをあぶる場合は湾曲している部分から内側よりがお勧めです。淵の部分をあぶってしまうと外側の塗装面に火が回ってしまい塗装が痛んで小さい凹凸ができてしまうので注意してください。
赤い↓の部分塗装にライターの火が少し回ってしまったみたいで塗装面に小さい凹凸が出来てしまいましたw
<2012/002/21>
・”専用のバッテリーカバー(蓋)の形状修正”について追記しました。
-
購入金額
6,180円
-
購入日
2012年02月頃
-
購入場所
amazon
mickeyさん
2012/02/04
スマホなどバッテリーの消費が激しいので
一体型のバッテリーが欲しくなります。
Sheltieさん
2012/02/04
ほんとスマホはバッテリーの消費激しいですよね。メーカー側は”薄型”を意識しすぎて利便性が犠牲になっているといことを理解してほしいところです(>_<)
SC-02Cは数種類(製造元は同じかもです)販売されているのと、中にはTPUケースまで付属した大容量バッテリー+背面カバーも製品化されているので良い感じでした。各メーカー共に純正品もリリースしてほしいですね。