レビューメディア「ジグソー」

久々のジャケ買いw2枚目

所持する音楽データに対する私利私欲...イヤ私情私見あふれるコメント、音楽の杜。こういった分野のものは「好み」ですし、優劣を付けるのもそぐわない気がしますので、満足度の☆はあくまで私的な思い入れです。昔は「レコード店」で良くやったジャケ買い。今はインターネット通販やダウンロード販売の比率が伸びて、「店で」「ジャケットを気に入って」買う、という行為そのものが少なくなった。でも偶然飛び込んだ店で、今でもときどきそういう機会に巡り会うことがある。そんな巡り会いの盤をご紹介しますPart2...Part1はこちら....

これも魔窟ヴィレヴァンでこれ

といっしょに拾ったw。

“Ska Flavor #1”が表題通りスカなら、これは...なんだろ?
単なるカバーと言うには変わっちゃってるし、イージーリスニングというほどさらさらじゃないし、女子ジャズというほどジャズっぽくないし....、強いて言うならアコースティック系??アンプラグド、というほど電気モノ排除じゃなくて、エレキギターなどもあるんだけどディストーションでなくオーバードライヴ、という感じかな。シンセも打ち込みも使っていなくはないんだけど、それより生ピや単なるエレピの方が存在感がある。

そんなバックの上で激した感じがなくさらりと歌うのは美吉田月(みよしだ・るな)。ちょっとアンニュイに、ささやくように。オシャレ?

「誰より好きなのに」は古内東子

の曲。ちょっとボサノヴァ風のフレーバーを利かせながら生ギのアルペジオと木琴風のキーボード音色で少しスローに歌われる。アツくならないところは古内と同じだが、淡々と訥々と歌う。

「愛について」。もちろんスガシカオの曲。彼のインディーズデビューアルバム

に初出だが、メジャーでの4thシングルでもあった。カホン調のリズムとキーボード、生ギとフルアコっぽいアコースティックなセットで演られる。あまり他では見せないフェイクも激した感じでなくってCOOLだ。

レベッカの「フレンズ」は最も非アコースティック系のアレンジだが、打ち込み中心のドラムとギターのミュートアルペジオが淡々と続く中、ティンパレスやラテン調の生ピソロなど入り激しくなりそうだけどあくまでCOOLに激さず歌われる。
ジャケのセンスはイイですネ!
ジャケのセンスはイイですネ!
前回同様ジャケイラストはイラストレーターMEG。店かなんかで流れていたら趣味イイカモ...!

【収録曲】()内オリジナルアーティスト
1. 永遠にともに(コブクロ)
2. 誰より好きなのに(古内東子)
3. 僕が一番欲しかったもの(槇原敬之)
4. 奏(かなで)(スキマスイッチ)
5. 休みの午後(森高千里)
6. Last Kiss(BONNIE PINK)
7. 愛について(スガシカオ)
8. 見えない星(中島美嘉)
9. フレンズ(レベッカ)
10. 千の夜をこえて(Aqua Timez)
11. Forget-me-not(尾崎豊)

@LOUNGE RECORDSの該当商品ページ(試聴ファイルあり)
美吉田月HP
  • 購入金額

    2,625円

  • 購入日

    2011年10月10日

  • 購入場所

    ヴィレッジヴァンガード

17人がこのレビューをCOOLしました!

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