大きめのファイル(3GBなど)をファイル転送すると、極度に転送速度が遅くなってしまう。
なぜか???ということを調べてみました。
メモリ2GB状態のWindowsHomeServer(V1)に3GBのファイル転送。
モニターした挙動からの推察ですが、
①まずメモリに蓄えられるだけの容量を受け入れる。
②メモリがある程度いっぱいになったら、ネットワークからの受け入れをかなり絞る。
同時にメモリからHDDへ書き込みを行う(メモリ解放中)
③メモリがある程度確保できたら、再びメモリへの受け入れを開始する。
④受け入れが終われば、HDDへの書き込みは遅延しながらでも行う。
なるほど…
それならば、メモリを4GBに増強すればいけるのではないか!?
というわけで、今回のメモリ購入となりました。
HP製のEX490は、メモリ増設スロットが1枚しか無く
現在2GBメモリを使用しているため、ステップアップするには1枚で4GBのメモリを
購入するしかありませんでした。
そこで、今回は いつもお世話になっている、Arkオンラインで購入。
さっそく、EX490へ取り付けを行って見ました。
↓
正直、相性問題で認識しないかなぁ?などと不安になりましたが、
さっくり起動できました。これはよかった。
本体の起動確認ができたので、同じ処理を行ったところ…。
あれ?思ったほど早くならない。
OSで?システムで?ハードで???
メモリは確かに4GB(3.99GB)を認識していますが、
・2GBで(約95%まで使っていたメモリ)
・4GBで(約80%までしか使いません)
どうやら、ファイルキャッシュの最大サイズにあたってしまっているのかな?
結果はこちら。
※41秒の短縮、約20%ほど短縮されています。
結論
メモリ増強は効果がある!
ただし、EX490に増設する場合は相性問題などあるのでリスクが伴う。
コストパフォーマンスはちょっと微妙。
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購入金額
4,000円
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購入日
2012年01月01日
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購入場所
Ark online
ko_roさん
2012/01/03
とっぷりんさん
2012/01/03
ありがとうございます。
今回の投資は期待値100%ではありませんでしたが、効果はあったので良しとしたいです。
EX490の仕様上、これ以上スペックアップはしんどいので、今後はこの状態で運用していく事になると思います。