レビューメディア「ジグソー」

彗星に無事ゴール! たくさん設定・伏線を張りまくったけど、ちゃんと使い切ってる。

●発進38日目
コンパクト・プシキャットはJPLからディープスペースネットワークの支援を受けるとともに、観測機器を受け取り、軌道上天文台の補助観測業務をおこないつつ順調に飛行していた。

チャンは中継されてくる、なにもないハードレイクの映像を見ながら懐かしく思っていた。

バズワゴンが先行するLOX/LH満載の燃料タンクを回収に入るころ、1番手のローリング・プレンティがムーンブラスト全開にし始めるが、2分後突然閃光をあげ機関停止…どころかあらゆる通信が一時途絶する。

しばらくしてデータ通信を捕捉するが出力が弱い。光学観測機器を向けてみると船体が2つに分かれていることがわかる。ムーンブラストが暴走して吹き飛んだのだ。

コンパクトプシキャットは観測しているデータをハードレイク経由でローリングプレンティのミッションコントロールへ中継を開始した後、第二次加速への準備を開始する。

まもなくバズワゴンも燃料をとりあえず固定して第二次加速を開始した。

しかし、またトラブル。バズワゴンが予定より早く加速を打ち切ったのだ。

●ウィルスか
バズワゴンの艇長から飛行制御系コンピューターの異常によりエンジンを緊急停止したことが全参加者に伝えられた。その直後ローリング・プレンティのミッションコントロールからも、外部から制御ソフトが書き換えられ、それがもとでムーンブラストが暴走したことが伝えられる。

ミッションディレクターのマリオは加速を待つように指示するが、機長の美紀は制御系と通信系を切り離していたことと、暴走できないプラズマエンジンの特性から加速を行うよう伝える。
今度はプラズマエンジンがぐずってなかなか加速できないが、地上でのシミュレーションで起動シーケンスを練り直して、なんとか加速に入った。

ローリングプレンティから、制御系へのウィルスの疑いが強いことが伝えられた後に、美紀が思いつく。
制御系じゃなくても、環境系(水、空気浄化)も怪しいのではないかと。

●流星群 彗星の残りかすへ突っ込む & 悪い予感は的中
プラズマジェットを進行方向に向けて、彗星の残りかすを吹き飛ばし始めたところで、
ローリングプレンティからSOS。そう航法系、環境系システムもクラックされていて生命維持装置がダウンしたのだ。

さらにローリングプレンティは非常事態を宣言する。彗星の残りかすと衝突して重傷者が出たのだ。

●この続きは
イオンドライブのためのラグランジュポイントからの超長距離レーザーによるお掃除だとか、いろいろと面白い話が続きますし、ちゃんとゴールもします。

これで、彗星狩りは終わりですが、このお話はもうしばらく続きます。
そして、終わったあとに懐かしい機体も登場します。これについては星のパイロット3で取り上げます。

ここまで触れてなかったのですが、イラストは 鈴木雅久…そう ARIELコンビなのです。
  • 購入金額

    578円

  • 購入日

    1998年07月頃

  • 購入場所

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