美紀とチャンはダイナソアE型で高度600km の地球低軌道上にいた。
運用終了となったハッブル宇宙望遠鏡まであと200m。
太陽電池パネルには高速隕石の衝突で半分大穴があき、本体にもダメージを負ったハッブルは、運用終了のうえスミソニアンに展示するため地球に持ち帰ることになり、スウのコネで弱小スペースプランニングに仕事が舞い込んだ。
いくらE型でも12tを持ち帰るわけにはいかないので軌道上で解体し、部品をストラトクルーザーが回収するという段取り。
まぁ、ミッションディレクター マリオと、軌道上のふたりはなんなくこれをこなすのだが、
スミソニアンのおまけミッションで、ワシントンの上を航過することを要求されたため、
着陸地がハードレイクから東海岸に変更、そのついでに 宇宙放射線病治療中のデュークを見舞うことになる。
その病院で、コールドスリープの実用試験、瞬間冷凍した人間の蘇生実験に遭遇する…
●続きはウェブ じゃない 本でどうぞ
この話も、ハッブルからはじまり地球型惑星探査のオリジン計画、コールドスリープなど伏線貼りまくってますが、ちゃんと消化されています。
今のところ、星雲賞を受賞した星のパイロットも4から11年経ちますが、続編が出ません…
こんだけ趣味に走った作品もなかなかないんだから、5を出してくれーって思うのですがね。
残念なのは、朝日ソノラマ社は2007年9月30日をもって解散しました。
現在は朝日新聞出版に引き継がれていますので、出る可能性は0ではないのですが、
妖精作戦のように別の出版社からでも出ないものか…期待しています。
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購入金額
520円
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購入日
2011年12月13日
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購入場所
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