レビューメディア「ジグソー」

最近何かと話題に…

攘夷志士、桂小太郎の飼うペット・エリザベスが失踪した。
桂と万屋はエリザベスが残したと思われるメモをもとに、エリザベスの行動を辿ってゆくことに。
快援隊・坂本辰馬と謎の痴女・フミ子を巻き込みながら、辿りついた先で、エリザベスの種族の秘密と恐ろしい陰謀が明らかになる。

最近放映されたアニメの件で何かと話題の本作。
アニメの方は観ていないのですが、どうもコミックスの内容を忠実に放映してしまったみたいですね。

原作を読んでない人用:後半に問題シーンのスクリーンショット

内容としてはあまり好きでは無かったのでこの話自体が放映中止になるのは気になりませんが、アニメとしての銀魂がどうなるのか気になるところです。
そしてジャンプ本誌では銀魂が終わるだの終わらないだの意味不明な作者コメント…どうなっているんでしょう?

時系列順にまとめるとこんな感じですか。

・10/31 銀魂232話 蓮舫編「忘れっぽい奴は忘れた頃にやってくる」が地上波で放映

・11/11 11/15, 18にAT-Xで放映予定だった232話内容が放映中止と発表

・11/14~11/15 上記の騒動がネットで話題に。蓮舫事務所の圧力か?あるいは同様にネタにされたACやその他有名人によるものかとの推論が飛び交う

・11/14 テレビ東京担当者、「特定の人物を想起させる描写があったため」放送中止を要請した旨をコメント

・11/15 蓮舫氏側からも「抗議した事実はない」というコメント

・11/26 ジャンプ作者コメントにて「次号から心機一転新しい漫画で頑張っていこうと思います」と原作者・空知

時期が時期だけに11/26のコメントは金魂編が終わっただけなのか、それとも作者の立場が悪くなるようなことがあったのかと勘繰らせるような内容になっています。
最近では蓮舫側は一切かかわってないって考え方が主流なのかな…どうもテレ東の自主規制のラインを超えてしまっただけという見方もあるようです。
テレ東は意外と表現規制に関してはガチガチの規制派らしく、今回は原作を忠実にやると針をふりきっちゃった、と。
だったら何で10月末の放映やってんだという話になりますが、どうも放映前から随分もめてたみたいで、その様子が制作サイドのtwitterから窺い知れます。

今回の件に関してはアニメ・漫画問わずやり過ぎかなというのが感想です。
蓮舫議員は個人的には嫌いなのですが、その立場からすら面白いとはなかなか思えず…支持者なら尚更でしょう。
政治を風刺するにももうちょいうまくやって欲しかったですね。
やるならむしろこう、R4ネタでいじるくらいで…
政治ネタではないですが、39巻で灰皿にテキーラ(作中ではウーロン茶)を注いでる描写とか最高でした。

兎にも角にも来週の銀魂が気になるところです。
  • 購入金額

    420円

  • 購入日

    2011年09月頃

  • 購入場所

    博多駅

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