「永ちゃん」こと矢沢永吉。若い頃からスタイルがリーゼントに革ジャンという「らしい」スタイルだったこと、ファンにいわゆる不良・ツッパリが多かったこと等からワルく危険な香りがしていたが、年を経てもそのワルさが陰らないオトコ。このアルバムの少し前、海外進出もかけてレコード会社を移籍したが、プロモーションも良くなく失敗、心機一転東芝EMIに再移籍してモノしたアルバム。でもバックを固めるのはほとんど日本人ではない。アルバムクレジット(曲ごとの細かいミュージシャン記載がない)のため、詳細が分からないが、でも通して参加するドラマーのJim(my) CopleyはじめPYCHEDELIXのメンツ(キーボードの佐藤準にベースのJazz Lochrie)が絡んでいる...つまり同じくワルカッコイイ、ギタリスト=Char
のPYCHEDELIXのメンツがフォローしているわけ。サウンドはJimのハードなドラミングをベースにディストーションギターと厚いキーボードが彩るロックサウンド!
「SOMEBODY'S NIGHT」嵐のような効果音からオンビートディレイの効いたエレキギターのリフがはじまる緊張感あふれる曲。シンセブラスの音色が曲に彩りを与えている。♪毒薬(ポアゾン)の香りだけ/手がかりの女さ♪ポアゾンという名の香水があることをこの曲で知った。
「夜間飛行」はシャウトしている曲の長音部でふっと抜いたり、ちょっとワルっぽい巻き舌の歌い方、ウマいビブラートが「永ちゃん節」。この歌い方は彼しかできないな。
アコギのアルペジオ中心に歌うバラード「愛しい風」はサ行・タ行に特徴のある永ちゃんの歌い方が堪能できる。Mark Felthamのハーモニカが過ぎゆく夏を惜しむようでもの悲しい。
このときワルカッコイイナイスミドルだった永ちゃんも還暦!でも相変わらず彼はワルカッコイイ「ヤツ」、です。例によってAmazonは試聴ファイルのある、mp3盤に繋いでます。カッコ良く年をとりたいオトコに!
【収録曲】
1. SOMEBODY'S NIGHT
2. 赤いルビー
3. 時計仕掛けの日々
4. 太陽の領域
5. 夜間飛行
6. FLESH AND BLOOD
7. 早冬の気配
8. 哀しみの彼方へ
9. CRAZY DIZZY NIGHTS
10. 愛しい風
HP:YAZAWA'S DOOR
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購入金額
3,008円
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購入日
1989年頃
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購入場所
退会したユーザーさん
2011/11/25
キャロルのときからのファンですよ。
自分で言うのもおこがましいですが、アルバムは
全部持っています。 \(^O^)/
cybercatさん
2011/11/25
>キャロルのときからのファンですよ。
おおっ!筋金入りの...ww