前作「The Witcher」の続編だが、2から始めても問題なく楽しめる。
SteamでDigital Premium Editionをダウンロード購入した。
ゲームのタイトルにもなっているwitcherというのは、厳しい試練を経ることで毒に対する耐性や魔力等の人間離れした戦闘能力を身に付けたモンスターハンターのことをいう。
主人公であるゲラルトは、witcherの中でも伝説的な存在として人々から恐れられている。
ゲラルトは前作で命を助けた国王の警備役に就いてたのだが、罠に嵌められて国王殺しの容疑をかけられてしまう。
身の潔白を証明するために王殺しを追うというのが概ねのストーリーだ。
クエストをこなしていくことでストーリーが進んでいくのだが、クエスト中の選択肢がストーリーの分岐点になっていることがあり、真剣に選択を迷うことがある。
選択肢によっては行けないステージがあるので、再プレイしても楽しめるやり込み要素がある。
最低でも2週は楽しめるだろう。
戦闘では基本的に鋼の剣と銀の剣を使い分けながら戦う。
敵には大きく分けて人間タイプとモンスタータイプの2種類がいて、鋼の剣は人間に、銀の剣はモンスターに効果がある。
銀の剣というのがいかにも西洋RPGらしくていい。
雑魚であれば普通に斬っていても倒せるのだが、ボスクラスになるとそうはいかない。
霊薬(ポーション)で能力強化をしつつ、罠や印と呼ばれる魔法を駆使しながら戦わなければ倒せない。
真剣になってやっても簡単に死ねることも多い。
しかし、頭を使って戦略を練ってやっと倒せた時の爽快感が堪らなくいい。
戦闘が苦手な人もいるだろうが、ゲーム難易度は「低」「中」「高」「最高」の4段階で調整できるので大丈夫だろう。
キャラクターの強化システムは、最近のRPGでは王道になっているスキル制が採用されている。
クエストを終えたり敵を倒すことでゲラルトはレベルアップする。
同時にスキルポイントをもらえるので、スキリツリーに配分することで自己流に強化できる。
また、レシピを元に素材を集め、強力な武器防具を生産することもできる。
最近はこういう重厚感のあるRPGは少ない。
UIには若干の癖はあるが、時代背景や人物設定などゲームの基本部分が緻密に作られていて本当に良くできたゲームだ。
西洋RPGが好きな人にはお奨めしたい。
ちなみにこのゲーム、RPGにしては大胆な濡れ場がいくつもあるのだが、こんな逸話もある。
オバマ大統領、ポーランド首相から「The Witcher 2」を贈られる
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購入金額
3,000円
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購入日
2011年頃
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購入場所
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